近年、外国の童話をモチーフにしている絵を描くことが多かった
その中でも、グリム童話が中心だったかな…
白雪姫とかラプンツェルとかあめふらしとか良く描いていた
で、今回は、
以前から少しだけ描いてはいたが、日本の昔話を主にモチーフにしている
DMの作品もそうです
描いていて気づいたのだけど、
海外の童話は若い男女がよく出てきて、すったもんだの末に、ハッピーエンドという話が多いが、
日本の昔話は、大概、主役を張ってるのは、おじいちゃんとかおばあちゃんなのだ
じぃちゃんばぁちゃんが、動物や異形のものと戯れて、善意や道徳をもとに行動したものが対価を得るという、ほのぼのとした教訓的な話が多い
だいたい、花咲か爺さんとかコブ取り爺さんとか、タイトルからして"じぃさん"がついているし、
良い爺さんと悪い爺さんという、もうじぃさんで善悪まで作ってしまっている始末である。
だからか、なんか海外の童話よりも、和む感じがある……が、いかんせん地味である
だいたい海外の童話だと逆にじぃちゃんばぁちゃんは、登場すらほとんどしない…赤ずきんくらいかな、あとは、魔女で老婆は出てくるけど、一般的な老人はでてこない気がする。
これは、日本が長寿国だからなのか?昔は違うか。
あれ?昔は人生50年とかだったから…て、ことは…このじぃさんたちは…いくつだ…?…ま、まさか30代とか…いや…ちがうか…
絵が下手な私が、じぃさんかそうでないかを分けるのは、髪の色(シルバーグレー)と着物(地味目)なのだが、
最終的には、聞き耳頭巾は、主人公を爺さんから青年に変えてしまったが…
あしからず。
聞き耳頭巾の蓋物 |
開けるとこんなかんじ 写真適当なので、すみません |
ちなみにこの箱物の彩色メモ 20個同時塗りで覚えられないので、 壁に貼って作業しています |
彩色メモは 陶器に輪郭線を書いた後に、 適当にそれをスケッチして色を考えているので、私以外は読み解けないほどラフです |
×××××××××××
″その日もやはり、落ち着かなくて
息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″
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