2015/06/13

センチメンタルジャーニー

この二人は大学の同級生です
陶芸家(兼、母親)と漆芸家(兼、CASAICOオーナー)
 


約10年ぶりのこの空気感は、
切なくなるくらいに変わらなくて、
心底楽しくて仕方なく、いろんな意味で帰りたくないなと思ってしまった

大学時代ももちろんお世話になったけど、
10年以上たっても尚、より尊敬と親愛を感じてやまない先輩方に、
遊びに行く先々で、どこに行ってもすごく良くしてもらうので、
いつまでも後輩のままで甘えてしまう
 
青森の新鮮な鮮魚やつまみで
かさいさん家で宴会
みんなが後片付けをしてくれている中
のうのうと食べ続けていた私・・・
ちなみに今回の中で私が一番下の後輩になりますが
態度のでかさだけは一人前だと言われます

 
私はすごく調子の良い後輩で、
今だに面倒をみてもらっていて頭が上がらない
大口叩いていても、笑って許してくれる寛大さに心底感謝してしまう

あの頃から立場や職業や環境がみんな違えど、
食べ物を前に集まり笑う顔はまったく変わらない
 
そうゆう人たちに出会えたのは本当にありがたいことだと思う
 
日々色んな人に出会うし、何処かに行けば新しい人にも会う
それもすごく楽しいし素敵なことだけど
ある一定の時間、苦楽(苦労はないか 笑)を共に過ごした人たちには
タイムマシンみたいなものが自動付帯していて
あっという間に飛び越してくれる
 
そうゆう人たちを持っている人生は、とってもいいものだなと思う
 






りんごはまだまだ小さかったです

面白いことをしている人たちが周りにいると、
なんも出来ない私は楽しめるので、ありがたいです
 
最後に感謝を込めて、再度CASAICOの紹介


036-8093 
青森県弘前市城東中央4-2-11
TEL/FAX  0172-88-7574
e-mail info○casaico.com
ホームページ  http://www.casaico.com/index.htm
 
何気にピースしてるさいこさん

そういえば、
こんどNHKのイッピンという番組のこぎん刺しの特集で、
CASAICO映るそうです

たぶん、これかな…

http://www.nhk.or.jp/aomori/program/b-det0103.html

イッピン 針と糸が作る幾何学の宇宙
~青森 こぎん刺し~

[BSプレミアム] 6月23日(火)午後7:30-8:00
【全国放送】

 


 

2015/06/12

霊山・神山・岩木山(葛西観光その2)

 
 
弘前にいると、どの位置からも見ることができる岩木山
昔から神山として崇められてきたそう
その岩木山を仰ぎ見る形で麓にある岩木山神社
ちょうど山の頂が鳥居から見えるように建てられている
岩木山を仰ぎ見ながら
なだらかな石畳が本殿へと続いていきます
朱色の欄干の神橋
この橋の下に真っ白い鯉が一匹泳いでいます


朱塗りの楼門をくぐると
本殿へ
この門の脇に手水舎があるのですが
ここの水量が半端ない
そして、ここがパワースポットらしいです
雪解け水なのかな
すごい冷たい水が脇の水路を流れています
 
 
岩木山の回りは一面の林檎畑
奥に霞んで見えるのは、弘前市街地
山という漢字そのもののカタチ
お昼に寄ったお蕎麦屋さん
お腹減りすぎて、蕎麦の写真は撮り忘れたけど
(美味しくてペロリと完食)

デザートがあまりにかわいくて・・・
これはリンゴ型の最中に挟まっている
 
で、こちらが天然氷のカキ氷
ある意味、神山
口に入れるとまるで綿菓子

器もかわいいんだな
このお蕎麦屋さんの奥さんが
CASAICOで私の作品を気に入ってくださっていたらしく
 
ボサボサの格好で食べに行ったにも関わらず、
喜んでいただき恐縮してしまった
 
こちらの方が、本当に嬉しいことなので
大したお礼にはならないが、ちょっとお店の紹介をさせてもらいます
 
というか、私が紹介しなくても、
そもそも美味しいからお昼とかいつも混んでいるのだけど・・・
弘前に県外から来られた人などにね
 
そば処 清水 
弘前市茂森新町1-1-14
電話 0172-37-3763
水曜定休
 
かさいさんのおススメ海彦蕎麦
(ネットから写真借用)
 
テーブルも津軽塗だったりします
 
では、最後に葛西観光のガイドさんになります

余談ですが、岩木山神社から帰って、
さいこさんに「どこ行ってきたの~」と聞かれて
岩木山神社と答えたら
あぁ~あそこの神社、女の神様だから女の人には厳しいみたいよ
とのこと 笑

別に女神様に嫉妬されることも全くないので問題ないな

確かに、昔は女人禁制だったみたい
とても荘厳な神社なので問題なければ(?)是非行ってみてください
 

葛西観光による弘前ツアー その1

街を見ていて思うのだが
弘前(青森)は非常に文化水準が高い街だと思う
 
そもそもの地域の工芸(民芸)品が素晴らしい
例えば、こぎん刺しや津軽塗などが代表的なものだけど
CASAICOのHPより
こぎん刺しの作品
津軽の変り塗りの一つの七々子塗り
 
ねぶたからも分かるように凄腕の絵師もたくさんいるのだろう
(そこから津軽凧の絵にもいくらしいが)
ねぷた
左側かわいいのに、右側の人は絵と一体化しすぎの迫力
こけしも有名 
これはこけしの灯篭だけど
 文化人だと
太宰治や寺山修司がいる
 
建物も西洋建築が多く
景観も守られている
たとえば、これは弘前公園の横のstarbucks
有形文化財の建物をそのまま利用されている
 
 
ホテルの横にあったこの古いビルも
有形文化財で、かっこいいbarや純喫茶が入っている
 
弘前は純喫茶が多い
太宰の通っていた喫茶店も街にはある

ここも藤田記念庭園の洋館に併設されているカフェ
大正浪漫

林檎生産高が日本一なので
林檎のお菓子もたくさんある
アップルパイが美しい
洋館のふかふかのソファでくつろぐ
弘前城がある弘前公園
(この門は二つある内の追手門。門もかっこいいです)
綺麗で大きな公園で、今の時期は新緑が綺麗
お散歩やピクニックに気持ちよさそうだった

桜の時期は、それはそれは綺麗だろうと思えるほど
大切に保存された桜の立派な古木が惜しげもなく園内にある

ちなみに弘前公園はお花見の名所で有名
全国各地から観光客が見に来ます
 

そして、いろんなところにりんご
かなりの林檎推しでほほえましくもある

2015/06/11

CASAICOへ

 
この旅のメインイベントの″CASAICO″へ
 
外観とるの忘れたので
画像は、またネットから
ありがたいことに
唯一私の作品を取扱ってくださっている
弘前のCASAICOです
 
 
大学の先輩のかさいさんとさいこさん夫婦のお店からのこの店名
オープン当初は、この命名がかなり我々を震撼させましたが
かさいさんとさいこさん
 
もう5年目を迎えます
いまや、この名前もしっくりきます
 
 
入口付近のスペース
 
お店自体、かなり広くて驚く

真ん中のスペース

奥のギャラリースペース
 
 
とても素敵なお店で
扱っている作品もセンスがいい
地元作家ものや同大学出身の作家もの
また、2人が全国各地でpick upした作家ものなどを取扱っています
 
2人とも大学の漆コースを卒業しているので、
漆の工房も併設されていて、お店の中から覗き見ることも可能 
教室もやっています
 
さいこさんは漆芸作家です 
 
でもって、かさいさんが葛西観光(趣味)をしてくれます
今回も、弘前を堪能できるように
なんとも完璧なガイドをしてくれました
 
はっきり言って、このガイドは素晴らしすぎて、
ビジネスにすべきだと確信しました
弘前城をバックにかさいさん♪
今は、仕事(観光業じゃないです 笑)の傍ら、
ねぷた祭りのための山車まで作っていて大忙しなのに
本当にありがとうございました
 
 
 
お近くにお越しの際は、CASAICOへぜひお立ち寄りください
素敵なお店でかっこいい作品と面白やさしい夫婦に出会えること請け合いです
 
ちなみに、
8月に、このCASAICO企画のマメ皿展に出品します
 

あおもり犬

 
一度は、行ってみたかった美術館へ
 
あおもり犬
 

ミッフィーの企画展中だった
口元に触って意思疎通を図っている様子
 
ご当地ミッフィー青森ver

冬の雪の積もったあおもり犬も素敵そう
 

入ると壁の三面に大きなシャガールの絵が
海外気分で写真撮ってたら、本当は撮影禁止でした・・・笑
くつろいで見れます
 
 

「ぷ」と「ぶ」の違い

ちょっくら青森(弘前)に行ってきたので、色んな宣伝も兼ねて(?)の旅行記
 
では、まず青森市に
 
あんまりにもお腹が減っていたので、写真撮るのを忘れたので、ネットから拝借したが
市場の中を米を持って回って、好きな刺身をのせて自分の海鮮丼を作っていくというかなり画期的なシステム
 
 
これがその"のっけ丼"
ちょっとわかりづらいが、2段くらいに刺身が折り重なっている
調子に乗ってガンガン上から刺身のせていってもらったので見た目はアレですが
刺身はすべてが厚切り新鮮美味
 
 
ねぶた と ねぷた について
 
 
 
ちょっと混乱されがちだけど、
 
青森が″ねぶた″といって、巨大な立体的な山車の祭り
(大きさは約幅9m・奥行き7m・高さ5m)
 
 
 
ねぶた
 
 
弘前が″ねぷた″といって、巨大な扇形の絵の山車の祭り
(高さは個体差があるが約7m)

 
ねぷた

それ以外に、
五所川原の″たちねぷた″というのがあって
これは、なんと高さ約20mの背の高い立体の山車
 
ネットから写真をとったが、これが
たちねぷた
″ぷ″と″ぶ″の違いは訛りの違いらしいが
 
そもそものこの語源が
農作業の時に眠たくならないように
眠気を灯篭にのせて水に流していた灯篭流しが起源で
「眠たい」が、訛って「ねぶた(い)」となったそうです
 
それが、まさかこんなでっかい祭りになるなんて、面白すぎる
 
今度は祭りに行きたいな~
 
 
青い
山と海と空