2016/02/27

ハコはこ箱

今回、箱物(box/蓋物?)をかなり出品します

たぶん、窯出しでうまく焼きあがってくれれば、(まだ焼成中のもある)
日本昔話の箱物が23話(3、4話場面違いでダブっている話はありますが)と、
世界の童話(三越の展示の前に作ったもの)が数点きます

出来れば、物語の全箱にその場面のお話(ちょっと創作?)の文章をつけたいと思います
(※間に合えば・・なのですが)

もし、全部見たいという奇特な方がいらっしゃるのならば、
できれば初日に来ていただくことをお勧めします

今は、最終日までひとつ残らず売れ残っているという悲しい結末は考えないようにします

ところで、
今回、日本の話だったので、和装の絵を描くことが多かったのだが、
洋装だとそこまで気にしなくていいのだけど、和装は襟の合わせ目というのが問題になってくる
反対にしてしまうと大変なことになってしまう

それと同じで、畳にも意味が変わってくる向きがあった。。。ということに、今回初めて知った
畳の絵を描いたからなんですけどね


 
4畳半の話なのですが
左側の敷き方(右回り)は常道だけど
右側の敷き方(左回り)は切腹の間と呼ばれているそうです
最初、見ている向きの問題じゃないの?と理解できなかったのですが、違いました。


分福茶釜なのですが、この畳の向きはOKなはず
今朝、窯出しした



×××××××××××



ふくちあやコテン
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場


日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン

会期中終日在廊予定



New solo exhibition of works by FUKUCHIAYAKO
(Ayako Fukuchi)

March 2 - March 8, 2016
open from 10:00am - 7:00pm
(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

At 6F Mitsukoshi art salon, Nihonbashi, Tokyo

FREE



″その日もやはり、落ち着かなくて
息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″





 

2016/02/26

だから、会期中に2回以上見に来てくれることほど嬉しいことは無い

思うのだけど、
自分なりに違うアプローチをしているつもりでも、
他の人からは、毎回同んなじに見えていて、
つまらないなーとか思われているんだろうな、とか考えてしまう。

初めて見る人とかは、楽しんでくれて、目を輝かせて握手求められたりする時さえあるけれど
いつも来てくれる人は飽きてるんじゃないかな
 
今回は、こんなものを作りました!
みたいなことを言っていても、たぶん、自己満足でしかないんだろうなと
作風が一定だと、そうゆうことになりやすい気もする

それで、代わり映えのしない作品にお客さんは失望して、見に来なくなり、閑散とした会場で待ちぼうけ状態で、バイヤーさんやディレクターさんにも呆れられて、もう二度と呼ばれなくなるんだろうな
で、廃業して、放浪の旅に出る

とか、そんなことをえんえん考えながら制作している
2ヶ月以上、一歩も部屋から出ることもなく

ねる→おきる→たべる→制作する
   ↑                                            ↓
制作する←たべる←おきる←ねる

この抗えぬ自然の摂理のようなループに絡み取られて
眠い目をこすり、頭痛薬を噛み砕きつつ、肩や腕に湿布を貼ったりしてね

そんな心身ともに不健康な状態で出来た作品が、毎回、展示会に並んでいるんですよ、実は。

で、見に来てくださった方に、

きっと楽しみながら作っているのね、作品をみているとそんな姿が思い浮かぶわ

なんて、微笑みながら言われて

あ、いえ、修行僧みたいな感じですよ

とか、いちおう言ってみるけれど

冗談だと思われる

冗談じゃないです!

しかし才能もセンスも技術も人並み以下で名声もアイドル性も皆無な場合は、時間と精神力と体力とか、持ち合わせを全部使わないとダメな訳で、
毎回、ツルの恩返しのように羽根をむしり取りながら、展示会を作っている気がする
 
でも、モノを作る人にかぎらず、仕事をしている、日本の社会に組み込まれてる人ってみんなこんなんだろうな
いや、むしろ私なんかよりずっと過酷な状況の人ばかりだと思うので、まだまだ頑張らなきゃなと思うのだが…いかんせん軟弱者で…
 
しかし、それでもできなければ、自分で褒めて、もう諦めるに越したことはないのです
精神の健康のためにね



私は学生の頃からマイナス要素を燃料にする、変な癖があるそうだ

これ、大学の先生にも言われた…
 
昔からよく、自分を追いつめてしまい、精神衰弱や鬱になるアーティストが多いけれど、
どうやら、そっち方向には全くいかないらしい

そこらへんは、最終的に、わりと図太い、というか、ベクトルが違うのか

なんかうまく言えないけど

だが、

ネットで調べものをしていて、最近やたらと、開いたページのバナー広告に、引きこもりや依存性の病院への搬送請負業者が出るのだけど…なんだろうか、何かの陰謀だろうか…と疑ってはいる
it isn't a ceramic, it's a ORIGAMI "paper craft".

全然関係ないけど、本当に疲れているときに
黒い紙があったので折った
折り紙のカラス
(適当に工夫したらかっこよくなった)

余裕そうにみえて、全く余裕じゃないです
最近のこのblogの更新も作業の合間やご飯作っている合間に書きためていた文章を
コピペ編集してupしています
まだ、窯をフル回転で焚いています。
当日までに間に合うのかな・・・?
 



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ふくちあやコテン
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場


日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン

会期中終日在廊予定



New solo exhibition of works by FUKUCHIAYAKO
(Ayako Fukuchi)

March 2 - March 8, 2016
open from 10:00am - 7:00pm
(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

At 6F Mitsukoshi art salon, Nihonbashi, Tokyo

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″その日もやはり、落ち着かなくて
息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″






2016/02/25

怪人mug

オリジナルヒーローのロゴマークが、サインになっているシリーズが、1種類あります
 
 
 
これが、サインです
"a"をもじっている
ヒーローロゴマーク
 

『怪人mug』
 
オリジナル怪人が主役のスープマグ
"Mug"って怪人の名前っぽいな

タイトル通り、今回、ヒーローは、事実上の主役じゃないです


 
オリジナルの怪人(カップごとに違う2人の怪人)が取っ手になっている
両取手のスープマグカップ
 
ちなみに絵の左側の方が、ヒーローです
ヒーロースーツにはちゃんとロゴが入ってます
 
まだこのヒーローに名前を付けていませんが、
ゆくゆくは、アベンジャーズにも入れてもらう予定(?)なので、マイティーソーとかキャプテンアメリカのような、ダサかっこいい名前にしないとなと考えています。
 

怪人の片方がなぜか毎回おネェっぽいキャラになってしまいましたが…
しかも、
"ヒーロー、おネェ怪人にせまられるの図"
みたいな絵になっているし…

ちなみに、価値が下がると思いますが、
もちろん、私が変身しています。

怪人って英語だとなんていうんだろう・・・
"phantom"なのかな?オペラ座の怪人から考えると・・・
 

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ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場
 
 
日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
 
会期中終日在廊予定
 
 
 
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(Ayako  Fukuchi)

March 2 - March 8, 2016
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息をととのえてから、
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2016/02/24

キャラクター解放

先日書いたが、今回はキャラクター解放をしている

このキャラクター群は、今回、抹茶盌と振出しとぐい飲みに描いています
一人一人にバックグランドをなんとなく設定しているので、
それに基づいてみんな行動していたりします
主なキャラクターの彩色メモ
(走り書きすぎて絵が下手なのがバレる)
 
この絵を描いている時に、調子に乗ったせいで彩色が多い上に細かすぎて
もう彩色筆じゃなく、面相筆で塗る羽目になった上に
1色塗り終わるのに10時間くらいかかって、自分を呪った


ちなみに18個くらいの器を塗るのに
数日間、朝から晩までただひたすら絵の具を擦っては、塗ってを繰り返し
それでも、塗っても塗っても終わらなくて、若干、ノイローゼ気味になっていた。

 
この色を塗っている間に、違う色を塗るための余白が気付かぬうちに死角となる器の裏で増殖しているんじゃないかとさえ感じ始め
あぁ、このまま残りの人生ずっと塗り続けなければならなくなるのでは・・・と、絶望感から吐き気を感じたあたりで、やっと残り数色だという終わりが見えてきて、ホッとした

穴を掘っては埋めるという拷問があるらしいが、そうゆう感じなのかな・・・


ところで、
キャラクターのバックグラウンドをちょっと紹介しておきます
ひとりひとりだと、すごく長くなるので・・・

たとえば、ブリキのこのコについて
彩色メモ
 
実際の絵
 


胸に付けてもらったハート型のアップリケをとても大切にしている
これは、生みの親の博士に頼んでつけてもらったものである
いつもニコニコしている


もともと、ぜんまいで動くブリキの彼は、心というものがほしかった
でも、心が概念的なものだと理解できずに、心=ハート=♡だと思い込んでいる
ある日、生みの親の博士にハートがほしいと懇願し
博士は、困って取り合えず孫娘のズボンについていたハート型のアップリケを付けてあげることにした
それから、彼はすっかり胸に付いたそのハート型のアップリケのお蔭で自分は心を持っていると思い、一番大切な宝物としている。
時々、心を感じるためにハートに手を当てている

しかし、彼には人間的な感情も乏しかった
博士が心優しい人だったので、彼が楽しく過ごせるようにと、”なんだか楽しい”という感覚だけ初期設定で組み込んでいた

知識欲はそれなりにあって出かけては色んな人と接するのだけど、ただ一定の”なんだか楽しい”という感覚だけを持っているので、いつもニコニコしていて明るく楽観的だが、感情の波は持っていない。
 
だからどんな場面でも割とニコニコしている、ように描いていたはず・・・

 

ざっと、一人分を説明してもこんな感じなので、他の約20名分は割愛します 笑


その上に、実はほかのシリーズのキャラクター群もあるので・・・
まーこのグループが一番多いのだけど






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ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場
 
 
日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
 
会期中終日在廊予定
 
 
 
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March 2 - March 8, 2016
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(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

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息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″
 





2016/02/23

DM作品の大まかな制作工程

①本焼き終了



本焼きまで焼きあがったもの
(通常の陶器はここで仕上がりです)

まだ真っ白です

大きさの比較になると様に、ハチ公切手を置いてみました
 


②骨描き
 
それに、
呉須という上絵専用の黒い絵の具を使って
面相筆で輪郭線を描いていきます
(骨描き)
 
 
③配色を考える


色を決めるために、走り書きのメモを作り
色を考えます
(汚すぎて私以外解読不明ですが)
 
 
 
④色を塗る
 
 
色を塗り終わったところです
白くツヤツヤしていた表面が粉状の絵の具でコーティングされてます
黒い輪郭線を全部埋めてしまう感じに塗りつぶしていきます
 


⑤再度、窯で焼いて、絵具を定着させる

 
 
で、窯で焼き上げると、
絵具がとけてガラス質に変わるので、
隠れていた輪郭線が見えてきます

Done!!!
 
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ふくちあやコテン
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場


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(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

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″その日もやはり、落ち着かなくて
息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″

むかしむかし

近年、外国の童話をモチーフにしている絵を描くことが多かった
その中でも、グリム童話が中心だったかな…
白雪姫とかラプンツェルとかあめふらしとか良く描いていた

で、今回は、
以前から少しだけ描いてはいたが、日本の昔話を主にモチーフにしている
DMの作品もそうです

 
描いていて気づいたのだけど、
海外の童話は若い男女がよく出てきて、すったもんだの末に、ハッピーエンドという話が多いが、
日本の昔話は、大概、主役を張ってるのは、おじいちゃんとかおばあちゃんなのだ

じぃちゃんばぁちゃんが、動物や異形のものと戯れて、善意や道徳をもとに行動したものが対価を得るという、ほのぼのとした教訓的な話が多い

だいたい、花咲か爺さんとかコブ取り爺さんとか、タイトルからして"じぃさん"がついているし、
良い爺さんと悪い爺さんという、もうじぃさんで善悪まで作ってしまっている始末である。

だからか、なんか海外の童話よりも、和む感じがある……が、いかんせん地味である
だいたい海外の童話だと逆にじぃちゃんばぁちゃんは、登場すらほとんどしない…赤ずきんくらいかな、あとは、魔女で老婆は出てくるけど、一般的な老人はでてこない気がする。

これは、日本が長寿国だからなのか?昔は違うか。
あれ?昔は人生50年とかだったから…て、ことは…このじぃさんたちは…いくつだ…?…ま、まさか30代とか…いや…ちがうか…

絵が下手な私が、じぃさんかそうでないかを分けるのは、髪の色(シルバーグレー)と着物(地味目)なのだが、
そうすると、配色も暗くなるので、着物などは若作りを試みていると思う。


分かりずらいかもしれないが、両端の人は髪の色がグレーで
真ん中の人は茶色です
DMの作品の一つ
『かぐや姫(行かないで!)』

 
最終的には、聞き耳頭巾は、主人公を爺さんから青年に変えてしまったが…
あしからず。

聞き耳頭巾の蓋物

開けるとこんなかんじ
写真適当なので、すみません
ちなみにこの箱物の彩色メモ
20個同時塗りで覚えられないので、
壁に貼って作業しています
彩色メモは
陶器に輪郭線を書いた後に、
適当にそれをスケッチして色を考えているので、私以外は読み解けないほどラフです
 

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ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場
 
 
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何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″
 



2016/02/22

モデル

一昨年の夏に、
EMちゃんから何度かEnglish bayのプールに行こうと誘われた。
久しぶりに水着を買ったとのこと。

え、嫌だよ、水着ないし。
と、そのつど、私は無下に断っていた。

嬉しそうにブルーの水着を買ったのだと教えてくれたが、私が全く乗り気じゃなかったので
結局、乗り気になったTomyとプールに行ったようだった。

その夏に、彼女たちとビーチに花火を見に行ったのだが、
その帰りに、海での思い出話になり

昔、ボーイフレンドと海に行った時に、波にさらわれ、海藻とともにポロリしながら浜に打ち上げられたらしい…ちなみに、彼にその光景を見られていたらしい

もう、その話が想像しただけで哀れでおかしくて

いやーそれはツラいね、私ならそのまま消えたくなるね

と、大笑いしてしまった

その話を聞いてから、頭の中では勝手に再現VTRが出来てしまい
何となく思い出しては、笑ってしまう

実際見ていない分、想像は加飾されるものだしね

で、諸事情により、制作中に彼女と何度か連絡をとっていて
初めは、全然そんなつもりなかったのに、
気づいたら、モデルがEMちゃんになってしまった帯留ができた。もう完全に意識が持ってかれた結果である…

売り物じゃないです。
たぶん、私が会場で付けていると思います。
 
 
さすがに、ポロリはしていないし、絡まっているのはタコですがね。

いちよ、伏せ字にしてるけど(全く伏せられていない気もするが…笑)、ごめん。笑

そして、わかる人には、すぐにばれてしまうね。問題なら、これ消しますね…笑


今回はキャラクターをたくさん描いてるから、初めはそんなつもりなくても、描いている内になんとなく、あの子っぽいな、みたいになってきてしまうキャラクターがたまに出てきたりする。
 

そのもう一つが、これ

この月の鳥籠を持っている
羽根の生えた水色の二人
 

こちらは、近所に住んでいた自称マブダチのIsabelleとLucas(スペルあってるかな?)に、制作中見えてきて仕方なくなった。意図していたわけではないので、姿かたちが似てるとかじゃないのに、なんとなく、描いてる内に彼らが動いている気がしていた。

今回のは、一昨年の記憶から漏れ出たものが少しだけ転がっているかもしれません。
なんせ、引きこもりすぎて一年分の記憶は完全に欠落しているしね。

カナダっぽいのが、もう一つあります
First-nation artのクマをイメージしてます
 

でも、クマを掲げるFirst-nationの女の子のモデルは、私の中で、原体験のIndianといえば、ハウス食品のアニメPeter Panに出てきた、Tiger Lilyなので、どうしてもIndianを描くと彼女を意識してしまう。


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ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
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March 2 - March 8, 2016
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2016/02/20

DM "Direct mail"のハガキを送ります

DMができたので、来週中には届くように送りたいと思います
…もう2週間切ったし

すぐ捨てられてしまうハガキよりも、飾ってもかわいいDMを、何気に目指しているので
(何か間違った方向を目指している気がするが・・・)

すぐに、資源ごみにしないでいただけると嬉しいです

遠くて行けないけど欲しい!という方でも、言ってください。
可能なら、できるだけお渡ししたいと思います。


 
スキャンよりも写真の方が綺麗なので、これは、写真の方です。
ちょっと印刷と色が違うかも



 
 

ちなみに、制作での筆の握りすぎで、手が痛くて、
字がものすごい汚いですが、お許しください。


そして、楽しみにしている人がいるかわからないのですが
今回の切手もかわいいです

 
毎回、ひそかに、キャラクターものの自分の好きな切手を選んでいたりします



ところで、

制作しながら、気付いてしまったのだが、

一昨年の10月に日本に帰ってきてから、16ヶ月くらい経っている

16ヶ月中2ヶ月間くらいは制作に追われてはいない期間があったけど、14ヶ月は追われ続けて朝から晩まで週7日引きこもって制作し続けていることに気づく…制作に追われていない2ヶ月間も、別に毎日出ていたわけでもないので、実質約500日中ぎりぎり30日間くらいは、"家の外にでた"訳だ。
(昨年、外に出た主な理由は、展示、青森、九州、会津、山形の大学、工房の改装、農作業の手伝いという、展示と仕事に関係のある地方に旅行と友人宅の農作業しかしていない)

家で仕事をしている人なら、別段不思議なことではないのかもしれないが、家の外に出るという言葉通り、玄関から外に出たのが、たったそれだけである

もう麻痺していて、周りも何も言わないが一年以上部屋にこもりっぱなしって異常なんじゃないだろうか…本当に家から出てないから、近所の人は、私は家にいないと思っている

特に、この2ヶ月は、食べる、寝る、排泄するという、動物に必要な最低限のこと以外は、時間はおろか、体力も精神力もすべて制作にしか向けていない。(そもそも仕事の要領が悪いのは個人的問題なのだが)
ネトゲ廃人(ネットゲームをやりすぎて廃人化した人)と同じ感じな気がする
いや、彼らのがチャットで他者とコミュニケーションをとっているだけ、私よか良いかもしれない…

ちなみに、基本的なコミュニケーション力というのは、他者と慣れて初めて、発揮されるものなので、
引きこもり続けると、人間同士の距離感がよくわからなくなる。

昔は割と得意だったのに、大人になってからコミュニケーションが下手になったなと自分で感じていたが、完全にこの仕事が原因である

最近、仕事の電話やメールをするたびに下手すぎて凹むし、動悸や息切れを感じるので、"救心(市販の気付け薬)"が必要なのではと感じる。
 
外注している業者さんや百貨店さんと連絡している時に、なかなか決まらなかったり、確認事項などで何度かやりとりしている内に、
これは、連絡しすぎじゃないかという気までしてきて
実は、ストーカー並みに連絡をしていて、嫌がられているんじゃないかと強迫観念にとらわれて、怖くなる

これは、もう病ですね…

この調子で毎回展示が始まり、たくさんの人に会うことになるのだが、毎回テンションがやたらと高い、そして何を話したかあんまり覚えていない…
最近、展示でしか人に合わないから、年齢の割にテンション高い人だと思われている気がする

申し訳ないが、社会復帰のための過程なので、大目にみてやってください。


 

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ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場
 
 
日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
 
会期中終日在廊予定
 
 
 
New solo exhibition of works by FUKUCHIAYAKO
(Ayako  Fukuchi)

March 2 - March 8, 2016
open from 10:00am - 7:00pm
 
(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

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何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″
 



2016/02/07

展示のコクチです。Concerning my new solo exhibition.

 
ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場
 
 
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今回は1週間です
 
DMまだできてないんですけどね・・・原稿をいちよ
 
″その日もやはり、落ち着かなくて
息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″
 
 
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(Ayako  Fukuchi)

March 2 - March 8, 2016
open from 10:00am - 7:00pm
 
(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

At 6F Mitsukoshi art salon, Nihonbashi, Tokyo

FREE


DMを欲しい方は、こちらにご連絡ください
喜んで郵送いたします

どうぞよろしくお願いいたします

また、近くなったら、facebookなどでもコクチします




今回久々の『ふくちあやコテン』のタイトルです
そして、初めての2年連続で東京の同じ場所で個展をすることになりました
大丈夫なのだろうか。。。

10年ぶりくらいに作品のキャラクター解放しています(なんのこっちゃでしょうが)
ので、私の描くキャラ好き(いるのか?)の人は楽しめるんじゃないかなと思います・・・

ちょっと最近、彩色の細かさに軽くノイローゼ気味です
向いてないのか、この仕事・・・

作品は、いつも通り写真から想像するよりかなり小さいと思いますので、あしからず
各々が3×3×高さ1.5㎝以内です