2016/02/22

モデル

一昨年の夏に、
EMちゃんから何度かEnglish bayのプールに行こうと誘われた。
久しぶりに水着を買ったとのこと。

え、嫌だよ、水着ないし。
と、そのつど、私は無下に断っていた。

嬉しそうにブルーの水着を買ったのだと教えてくれたが、私が全く乗り気じゃなかったので
結局、乗り気になったTomyとプールに行ったようだった。

その夏に、彼女たちとビーチに花火を見に行ったのだが、
その帰りに、海での思い出話になり

昔、ボーイフレンドと海に行った時に、波にさらわれ、海藻とともにポロリしながら浜に打ち上げられたらしい…ちなみに、彼にその光景を見られていたらしい

もう、その話が想像しただけで哀れでおかしくて

いやーそれはツラいね、私ならそのまま消えたくなるね

と、大笑いしてしまった

その話を聞いてから、頭の中では勝手に再現VTRが出来てしまい
何となく思い出しては、笑ってしまう

実際見ていない分、想像は加飾されるものだしね

で、諸事情により、制作中に彼女と何度か連絡をとっていて
初めは、全然そんなつもりなかったのに、
気づいたら、モデルがEMちゃんになってしまった帯留ができた。もう完全に意識が持ってかれた結果である…

売り物じゃないです。
たぶん、私が会場で付けていると思います。
 
 
さすがに、ポロリはしていないし、絡まっているのはタコですがね。

いちよ、伏せ字にしてるけど(全く伏せられていない気もするが…笑)、ごめん。笑

そして、わかる人には、すぐにばれてしまうね。問題なら、これ消しますね…笑


今回はキャラクターをたくさん描いてるから、初めはそんなつもりなくても、描いている内になんとなく、あの子っぽいな、みたいになってきてしまうキャラクターがたまに出てきたりする。
 

そのもう一つが、これ

この月の鳥籠を持っている
羽根の生えた水色の二人
 

こちらは、近所に住んでいた自称マブダチのIsabelleとLucas(スペルあってるかな?)に、制作中見えてきて仕方なくなった。意図していたわけではないので、姿かたちが似てるとかじゃないのに、なんとなく、描いてる内に彼らが動いている気がしていた。

今回のは、一昨年の記憶から漏れ出たものが少しだけ転がっているかもしれません。
なんせ、引きこもりすぎて一年分の記憶は完全に欠落しているしね。

カナダっぽいのが、もう一つあります
First-nation artのクマをイメージしてます
 

でも、クマを掲げるFirst-nationの女の子のモデルは、私の中で、原体験のIndianといえば、ハウス食品のアニメPeter Panに出てきた、Tiger Lilyなので、どうしてもIndianを描くと彼女を意識してしまう。


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ふくちあやコテン
 
2016年3月2日(水)~3月8日(火)
午前10時~午後7時
最終日は8日は、4時閉場
 
 
日本橋三越本店 本館6階 美術工芸サロン
 
会期中終日在廊予定
 
 
 
New solo exhibition of works by FUKUCHIAYAKO
(Ayako  Fukuchi)

March 2 - March 8, 2016
open from 10:00am - 7:00pm
 
(March 8th open from 10:00am - 4:00pm)

At 6F Mitsukoshi art salon, Nihonbashi, Tokyo

FREE


″その日もやはり、落ち着かなくて
息をととのえてから、
何度目かの、子供っぽいおまじないをかけた″
 




 

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