作品です |
工芸館は、企画展で栗木達介
美術館は、所蔵作品展で藤田嗣治(企画展は見ていない)
企画展 栗木達介展 |
藤田嗣治、全所蔵作品展 |
藤田嗣治の戦争画を見たことがなかったのだが
全14点あった
以前も述べたけど、戦争画なんてもってのほかで、私にとっては怖い絵である
でも、藤田の戦争画は、なんだろう・・・
絵の中の人物は、みな当時の軍服を着て、凄惨な戦いの状況のはずなのに
ヨーロッパの美術館で観た圧倒的な宗教画や歴史画を見ている錯覚をおこす
いや、錯覚じゃなくて、
実際、踏襲していたみたいだった
軍部依頼の戦意向上の為の戦争画というよりは、追及しすぎたリアリティーは、通り越して、なんだか別次元の聖戦の様相を呈していた
あまりの圧倒的な迫力に、絵を前にしばし動けなくなる
戦争画の後に、晩年の絵として『動物宴』があったのだが、絵の繊細なかわいさ(少しグロテスクかな)もさることながら、その木額に自分でレリーフを彫った様ですごいかわいいのでお見逃しなく
余談だが、
藤田嗣治は、アルファベットだと″Fujita″ではなくフランス語綴りの″Foujita″としている
私の場合は、″Fukuchi″になるのだけど、これは英語圏でもっとも下品な言葉のFワードに綴りがすごく似ている
カナダにいる時に、名前のスペルを聞かれて、絶句された事があった
なので、私も″Foukuchi″にしようかな
ちょっとだけ紛らわせることができるんじゃないかと思うのは、気のせいだろうか・・・
その後、オリドさんの展示を見に、これまた久しぶりの目白へ
ついでなので、かいじゅう屋へ
開店5分後くらいに着く |
味見程度に買おうと思っていたのだが、湯気のあがるパンを目の前にしたら全部食べてみたくなり
ほぼ、そこに出ていた種類を全部買ってしまった・・・
ちなみに、開店直後だけどやはり並んでいました
オリドさんの展示は、作品の雰囲気が少し変わっていたが、やはりとても良かった
またしても手ぶら(作品の写真など持ち合わせなく)だったのだけど、ギャラリーでオーナーさんなどにも紹介していただき
ついでにそのギャラリーで、美術業界の狭さを思い知らされ(大概において知り合いの知り合いは、知合いです)
そして、いつものことながら、私のグダグダな作家っぷりに、諭され(あきれられ?)ましたが
オリドさんには励まされました 笑
とても良いので、個展17日までやっていますよ、ぜひ。
http://g-ruevent.com/ruevent-Ⅱ/
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