2012/11/18

連想ゲーム

ネットで検索することは
連想ゲームに似ている
 
四次元連想ゲームみたい
 
ちょっと調べたいことがあって、言葉を入れていると
優秀なGoogleは、検索予測で関連単語を出してくれる
 
なになに、世の中の人って、
この単語とこの単語をセットで検索してるんだ
と、興味が出てきちゃうから
 
結局、初めには予想だにしなかった単語を入れた状態で、検索することになる
 
で、その検索結果の中に、
興味そそられる文章があって
 
そこは、誰かのブログで、
その人のブログを読んで、面白いこと言ってるなぁこの人、と思って
 
そのブログに、その人のツイッターのバナーが貼ってあったから
ちょっと気になって、その人のツイッターを読んでいたら
そこに出て来た単語が気になって、その単語をコピペして、また検索するわけ
 
そしたら、新しい誰かのツイッターが出て来たから
その新しい人のツイッターを見たら

この人の言葉の使い方、好みだなぁ、と思って

その人の書いた他のモノをみたら

文字の配列が、あまりに綺麗で、びっくりして

その人について、検索してみたら・・・



・・・あれ?何を調べたかったんだっけ?


と、なる。




×××××××
 



ネットって、簡単に情報が手に入るからか、頭の中に残ってくれなくて
どんどん記憶から流れていってしまう

綺麗なもの見つけたのに、これも流れていっちゃうのかなと思うと、あまりに悲しい

うっすらほこりの匂いがする図書館の棚に並ぶ何万冊の背表紙からとっておきの本を選び出した時は、
ページをめくる時の指の感触と、しけった紙の匂いと一緒に記憶に残ってくれたりするのに

白く発光した画面は
右手の人差し指の軽い振動で、膨大な無機質な背表紙が目の前に出てくる、そこから選び出したとっておきの情報は、
開いたとたんに、次のとっておきの情報をだしてくれる
最初のとっておきの情報が、本当にとっておきの情報だったのか、調べる前に

でも、ネットだからこそ、
この四次元連想ゲームで、ミラクルで思わぬものに出会えたり、すごく多くの人の目に拡散してくれるのだけど

でも、あまりに綺麗なものとか、大事にしている言葉とか、には、
もったいないなって思ってしまう

あ、でも
そうゆう感覚も、もう古いのかな


×××××××××
ちなみに、
新聞の4コマ漫画について調べていたのが、スタートだったんだけどね


ストックホルムの図書館
私が行った時は、ちょうど改装中で
こんな風に全貌は見れなくて、残念だったけど
それでもとても綺麗な建築だった
上の図書館と同じ建築家のもの
奇跡的に天気が良かったから
ちょっと加工したくらいに綺麗だけど
これ、普通に撮れたまんまです

 

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