さて、ホームレスについて、
また続けて書いていきたいのだが…
(読んでる人がいるのかわからないけど...)
ここ最近の私の一番の関心事で、
ほぼ毎日のように、留学生は元より、カナダに住んでいる人もあまり近寄らない、East Hastingsエリアを徘徊しているので。
(観光客に関しては、なるべく避けるように言われているエリア)
日本人街というのが、実はEast Hastings近くに、昔あった。
日本人学校などが残っていたりするが、今は通り一つ行くと1番危険とされるエリアになってくる
日本人街の名残りで、毎年、日系のお祭りの Powell祭が、夏にOppenheimer parkという公園で開催されるのだが、
この公園が、通常は、薬物依存やホームレスの人たちの憩い場となっている。
野球を楽しむ人がいたり、音楽をひいている人がいたり、昼寝してたり、だべってたり、ドラッグしてたり、配給ご飯を食べていたり、彼らは思い思いに公園を利用している。
外から見ると、割と平和であるのだが…
毎年、お祭りの開催前は、注射器の針拾いから始まると言われている
そこが、今年は一部のFirst Nation(北米の原住民であるインディアンの総称)やホームレスによって、テントで占拠されてしまっていた。
しかも、右手前の白いシャツの人…薬物やりすぎで、ありえない体勢で死んだように倒れてるし…
奥の方にtipi(インディアンの伝統的なテント)が建っている
で、結局、今年のPowell祭は、場所を少しずらさざるを得なくなった。
それでも、無事に終わったのだが。
近年、オリンピックからの流れもあり、政府の方針で、徐々に西側からEast Hastingsあたりの再開発を始めだした。
オシャレなカフェやお店が建ちはじめ、通りの "掃除(ホームレスの撤去)" を始めた。
そのため、徐々に彼らの拠点がより東側に移り出した
で、今は、このOppenheimer parkの付近もかなり多くなった。
ちなみに、ここは、他のdowntownエリアと完全に異なり
ほぼ学生やワーホリが皆無で、アジアにいる錯覚さえするほどに、たくさんいる日本人や韓国人にも全く会わない。
いろんな意味で、きらびやかなDowntownとは、別世界である
ある大きなシェルター兼教会へ、手伝いに行くと、
日本人なの?ここだと、初めてだよ!
と珍しそうに言われたくらいなのだから…
私が前回までに書いたバンクーバーのホームレス関連のBlog記事のback number..................
ホームレスについて (vol.1)
施す人、施される人 (vol.2)
施しの文化 (vol.3)
食べ物を配ること (vol.4)
労働の対価 (vol.5)
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