2017/07/31

優しい世界


マルティン・ルターの話で、かなり盛り上がった方だったので、
絶対にルターのカードを添えてご注文の品を送ろうと思った

だいたい、ルターのカードなんて、普通に売ってないのだけど

まー、1ヶ所あるんですよね…
"宗教改革フェア"とかしているところが…
ルターのクッキー型とかも、売っていたりする…笑

マルティン・ルターのPlaymobil (笑)

で、そこに買いに行くと、
顔見知りの店員さんがいらして、階上の藤城清治さんの展示会の招待券をいただいた

せっかくなので観て来た

小人の靴屋さん

四季の絵 春
さくら

なんか、世界が優しすぎて泣けてくる

今年、93才になられたらしい

こんなにも優しくなれるのは、
歳を重ねたからか、それとも、歳の重ね方なのか

ぼくの家は4匹 かつては30匹位いた。
その中のアベシニヨンのラビーが なついている
一番のぼくの助手であり 恋猫だ。
犬とちがってはしゃいだりしないけれど
言葉も通じないのに、なぜか心が通じてしまう。
いまは、ぼくのベッドの中へ入って寝ている
そして、ぼくの頬や頭のてつペンを舌でなめてくれたり
肩をマッサージしてくれる。
ぼくがまだがんばっていられるのもラビーがいるからだ。
でも猫だけではなく動物や生き物は人間の世界に
一番大切な幸せの原点だと思っている

藤城清治

年齢と同じ93匹の猫

今も、現役で描かれていることに感動と敬意を感じます

影絵の世界
どうか、世界が、彼の描くセカイのように、優しくなりますようにと心から祈る

(※ちなみに、よく間違われるが、私は無宗教です。)



その足で、3つ素敵な展示を見てくる

みなさん本当にすごいなと感動してしまう
人の展示を見ると、いつも自分の拙さに愕然とする
とくに、工芸系の展示は感動と同時に自分にダメさに凹む…

夏はガラスの展示が特に合う
昨日、終わっちゃったけど、wakoの展示
いまだに、服部時計店と呼んでいたりするんだけど…
技法が完全にマニアックすぎて、工芸をしている人は、オタクしかいない気がします(すみません…)

だいたい、技法がわからない人がみたら、綺麗だねってレベルのものは、
想像を絶する作業工程と匠の技的な技法が施されていて
えっ…そんな面倒で難しいことしてるんですか……と、こちらが絶句していると
いやぁもう慣れてるから、そんな大変じゃないんですよ。と、だいたいヘラっと笑う人の好い作家さんばかり…

良い作品を作り続ける工芸の作家さんや職人さんには、本当に頭が上がりません


私は、井の中でぬるま湯につかっていたいから、大海に出る野心もないのでと言い訳しても、年齢的にも世間は許してはくれないのだろうか…


夏っぽい

ここ数日、やっと目途がなんとなく立って、
普通に睡眠時間と食事がとれるようになった
急速に健康的になってきた

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