こないだ側面のペンキを塗った小屋では、
週に一回、0歳から5歳までの日本語教室をやっている
島に住む数人の日本にルーツのある親子がやってきて、
日本語や文化を遊びながら触れていくといった趣旨である
有志からはじまった教室なので、はじめは手探り、そして手作りという、
ゆるく賑やかなクラスだが、かれこれ1年以上は続いているらしい
目に見えない部分でも、
たくさんの努力と志と協力がなくば難しかったと思うけれど
なかなか興味深く、素晴らしいことだと思う
言葉を覚えるには1番とっつきやすいのは手遊び歌なんだろうな
幼い頃やったので割とウロ覚えだが、知らないものも結構ある
なぜか、ウクレレや、パーランクー(沖縄の小太鼓)を使ったりもしている 笑
日本人も多く割となんでも手に入るバンクーバーに比べて、
日本のものが手に入りにくい島では
とにかく、教材集めが大変な気がした
と、いうことで、
なぜか、紙芝居を作ることになる
紙芝居は日本の図書館だと貸出がたくさんあるけれど、もちろん島には日本の絵本はおろか、紙芝居なんて皆無なので作るしかない
しかも、日本と違って材料も限られているので、とりあえず手元にある素材を使うことにした
島にあるスーパーの紙袋・画用紙(八つ切りサイズ)が数枚・クレヨン(外国のやつ)・荷物用ビニールテープ
それに、油性ペンとカッターは旅では常備しているで、
この材料で作ります。
毎回思うことは、日本の文具のクオリティの高さ…日本にいると当たり前だが、外国にくると身に沁みる。
あ、ドイツの文具は、かなり良質ですよ。
いちよ美大出身だが、受験デッサンが不必要だったので、絵が不得意なのですが、
そこら辺はご愛嬌として、ご笑納いただくつもりです
(だから、絵のクオリティには目をつぶってください)
題材は、泣いた赤鬼
(屋台でグチる日本のサラリーマン文化も密かに描いてみました。)
しあがりはこんな感じかな
納めると、こんな感じです。
やはり、紙芝居は貸出が出来ないとね。という独断で勝手にカバーを作りました
問題は、ストーリーを理解できるか…ってところなのだが…
みんな、見ているけど…どうかな…
私の紙芝居はさておき…
何にせよ、子供への絵本などの読み聞かせは、本当に大切だと私は思うし、小さい頃にたくさんの良質な物語に触れて欲しいと思う
今のお母さんってやってるのかな?
保育園や幼稚園などは今もされているのかもしれないが、他人に任せて家庭でのそれが減って来ているのは淋しいなと思うのだけど…
と、
子供のいない私などが、意見することではないか
それに、どちらかというと、友情関係を結べた小さい人とは普通に人間として仲良くなって一緒に騒ぐ(そして大人に怒られる…)が、大人として子どもに接するのは苦手、いやむしろ無関心な私が言えた立場ではないですね
学級崩壊中 笑
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