11日
電気の停まった仙台の夜空には、とてもたくさんの星が輝いていたという
春とは程遠い凍てつく寒さと底知れぬ恐怖の中、外に出て見上げた空は満天の星空だった
言葉数少なく誰もが見つめた
心細さとは裏腹に、それはそれはとても綺麗で
すごく心に残ったそう
その時は、停電で何の情報もまだなく、すべてから遮断されていたから
何も知ることは出来なかったけど
後で思うと
今まで見たことのないほど綺麗に輝く幾万の星が
天に昇りゆく沢山の尊い美しい魂だったんだと思えた
仙台の友人から、そんな話を聞いた
今年で、3年目の春
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