食べ物アレルギーって、自分にとっては無縁だった
花粉症や子猫アレルギーなどは持っているが
食べ物に関しては、今まで心配する必要性が無かった
なんでも、食べれるし、好き嫌いも皆無に等しい
何よりも、食べることが好きだから
強いて言えば、体調が悪い時の鯖(全身に蕁麻疹)と、バリウム(ショックで瞳孔開く)くらいだと思っていたし
それも、のど元過ぎれば…じゃないけど、寝れば、次の日には治っていた
大学の研修旅行で、ベトナム・カンボジアに行った時も
ほとんどの生徒(8割くらい)が、腹を下して、トイレを見つけ次第走っていたが
私は、まったくの健康体で、胃腸の頑強さはお墨付きだった
だから、食べ物アレルギーの持っている人の苦労も知らないし、
給食や外食で、食べ物を気にしなければいけないことに、
すごい大変そうだな~と、他人事として同情していた
以前、このブログに書いたが、去年の夏に1度、蕁麻疹が出た
それも結局、直接的な原因がなんだかわからなかったし
疲れとかからも来ているのかな~と思っていたが
どうやら、やはり何かの食べ物に反応しているらしい
ただ、この30余年間、それが出なかったのだから、
今まで食べてこなかったもので、身体がそれを知らなかったようである
で、昨日の話なのだが
それも、原因がちょっと判別しにくかったのだが
食べた直後に、喉がザラザラして、
喘息の時に近い感覚になった(咳は出ないがイガイガするかんじ)
あれ?喉が渇いたのかな、と思って水を飲んだが
変わらなくて、喉の中がひっつく感じ
その内、ものすごい胃が痛くなってきた、
お腹冷えたのかな…なんて思ってちょっと寝ようと思ったが
目の周りに違和感を感じて、汗腺のある関節がかゆくなってきたし
嘔吐の前兆である、唾液の逆流も感じた
あ、蕁麻疹かも…っと思った
これは、前回の教訓で(以前は胃が痛くなかったし吐き気もなかったが)
早めに医者にかからねば!と思い、車で、救急外来に連れて行ってもらった
食べ物の体内での広がり方を、身をもって感じさせられるように
胃の激痛が今度は腹に来て、最後は下腹に激痛
しかも、ものすごい痛みで波もないので七転八倒と嘔吐
で、結局、あまりの痛さに過呼吸気味のせいなのか、アナフィラキシーショックからなのか
指先の温度が下がり、しびれてきた
痒さは、腹の激痛で麻痺していたので、そこまで感じなかった
痛さには、割と忍耐がある方だと自負していたが
今回は、とにかく痛くて、何かを叩いては、唸っていた、完全に野獣・・・
記憶も若干定かではない
点滴を受けていたら、だいぶマシになってきて
終わるころには、すっかり元気になっていた
若干貧血はあるが、痛さがなくなれば、痒さ(薬にかゆみ止めも入っていたはず)は、我慢できる程度だった
その30分後には、普通に選挙に行けるくらいだし
昨日の今日だから、瞼と足に少しだけ蕁麻疹を見られるが、もうほとんど問題ない程度
自分にとっての食べ物アレルギーは、大概1日で終わるものだとタカをくくっているが
症状の出方で、医者に行くか、ただ寝て待つかの判別を下すのは、直観である
それで大丈夫なのかな・・・
今回は、早く医者に行ったから良かったが、判断が遅れていたら、ちょっと身体的に辛かったなぁ
自分の食べ物アレルギーなんて、本当に大したことなくて
きっと、もっとすごい人は、たくさんいると思うし
それが、何にでも入っている日常食品の場合は、本当に大変だろうなと思った
(自分の場合は、30余年間、食べなかったもの程度だろうし)
でも、食べ物に関しては、絶対大丈夫って思っていたけど
そんなことなかったんだな~と思った
今度、血液検査で何のアレルギーか調べないとなっと思った
みなさんもどうぞ気を付けてください
食べ物に関して、健康体だと過信していて、このザマなんだからね
それでも、なんでも恐れずにあらゆる食べ物に、挑戦していく所存ですがね
でも、年齢で体質が変わるということも多いみたいだから、
これ以上、物理的に食べれないものが増えるのは嫌だなと思ってしまった
どうでもいいことだけど
痛さって、すぐ忘れる
点滴で鎮痛した後、もうすでにあの痛さを思い出せなかった
ものすごく痛かったという記憶は、文字として認識はあるのだけど
感覚的にまったく思い出せない
なんかで読んだけど
人間って痛さを忘れるから、生きていけてるらしい
痛さを覚えていたら、生きていけないと
「ここがこんな風に、すごく痛かった」って文字通りには覚えているけど
その痛さを記憶で再現することができない
再現出来たら、たぶん吐いてしまうだろうし
忘れることって、生きていく内で大切なことでもあるから
でもその代わり、痛さを比べることもできないから
この痛さが、あの時の痛さより何割増しかとか、細かくはわからない
ものすごい痛いと感じたその瞬間が、今までで一番痛いと感じてしまって弱気にもなってしまうんじゃないだろうか
もっと痛い経験ってしているかもしれないのに
これは、もしかしたら心の痛みにも相通ずるのかな…
いや、心の痛みは、割と再現しやすいかもな
あ~どうなんだろう…やっぱり薄れはするか
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