2013/01/04

Happy new year

 
 
あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします
 
 
I wish you a happy new year !
 


年賀状という風習が、昔から好きである
サンタさんのソリの音と、郵便屋さんのバイクの音が、等しく待ち遠しい年末年始

しかし、いかんせん友人が少ないため、おのずと年賀状が少なくて、年明けから淋しい想いをする

しかも、近年は、メールが主流になり
悔しいから、メールで来たら、メールで返さず、年賀状で返すという
涙ぐましい努力を続けていたら
とうとう、メールもこなくなった

そうして、近頃だと
FacebookやTwitterで、新年の挨拶が来たりする
これは、もう、年賀状で返すのが無理である…

しかし、今まで便りがなかった筆不精の友人も、
結婚出産子育てを機に、これみよがしに(決してひがんではいない笑)メモリアル写真付きで率先して送ってくれるようになる

この歳になって、やっとみんな、年賀状の有難さがわかってきたかと、こちとらしたり顔である



ところで、家庭で作る年賀状のデザインが
プリントゴッコからパソコンになり、写真印刷になった

手書きの文字もなくなって、
最終的には、通り一遍の新年のあいさつが、ペラリと紙面に張り付いている

プリントゴッコの時代は、宛名だけは手で書かざるをえない
宛名の字で、その人を感じることができるけど、今や宛名も家庭用プリンターで刷れる

早い話が、本人以外でもワンクリックで年賀状が出せるわけで
企業広告と同じである

一言くらい手書きのメッセージがあると、その差は歴然なのにな、とも思うが、
そんな暇人、私ぐらいだろうと言われた

音沙汰がないよりは、SNSでもe-mailでも、印刷のみの年賀状でも、いいのだと思う

安否確認や近況報告となる、一年のあいさつだからと、
毎日会う人にも、隣近所の人にも、もう何十年も会っていない人にも、今後もしかしたら会えないかもしれない人にも、出すのが年賀状

新しい年だし、だいぶご無沙汰しているし、変わりはないかなと誰かを想う
どんな形であれ、言霊になって誰かの心に、小さくも届いていることを願って

良い年になれと願掛けながら、
せっせと年賀状を送る年明けである

0 件のコメント: