2015/11/12

ネイティブ・山形ン

大学の正面玄関からの眺めが一番綺麗
山形にある母校の大学から仕事を終えて
天気が良かったので、大学からフラフラ散歩しながら帰ることにした

途中の民家の前で青菜の束をいっぱい並べて、樽を用意しているおばあちゃんがいた

山形の名産の青菜漬けをしている場面ではないか、と興味津々で、おばあちゃんに話しかけたのだが

山形、久しぶりすぎて舐めていた・・・

10分くらい立ち話をしていて(ちなみに初対面です)、完全に理解できたのが10分の1くらい・・・

ちょうど、英語がわからない状態でネイティブの人と話しているときと同じで、

かろうじて聞き取れたそれらしい単語を拾って、ひたすら内容を想像して会話を続けるという高等テクニックを用いることになった

あれ、こんなに山形弁って聞き取れないものだったかなと、愕然する

リスニングに関しては英語よりも難しいのではないかと思った

完全に不審者な私を大学生かと思ったらしく仲良く話してくれた人の良い山形のおばあちゃんと、漬物作りは腰にくるから気を付けてね~っと手を振りながら別れた


山形は、申し訳ないが本当に地味な県だと思う
大学で行ってなかったら、一度も行かなかった土地かもしれない
でも、
学生で6年住んで、今再び訪れると、本当に魅力的なところだなとつくづく思う

 


今は本当に紅葉が綺麗で、蕎麦も新そばの季節でほぼ毎食蕎麦を食べてきた

板そば
教員宿舎から、グラウンドの右奥に見えるのが工芸棟
左奥の三角屋根が美術棟やら本館
紅葉が最高にきれい
 
実のところ、大学の非常勤講師で呼ばれたのが、今までの人生の中で予想外の出来事の上位に入ってくる事だった
もちろん、自分より若い人でもう大学の先生をされていたり、活躍されていたりする方はたくさんいるけれど
このグズグズの私がまさかな・・・と、思っていた
学生の時も出来が良い方でもなく、未だに嫌だ嫌だと逃げ腰ながらのらりくらりと制作しているのにな

本当にありがたいことだな思う

公園で見つけた
誰か子供が作って並べたのだろう

帰り道、散歩しながら思ったのは
この山形の環境は、創作にとても向いている土地だなと思う
四つの季節がそれぞれの一番良い所を全部活かしている土地
すごく綺麗な風景をたくさん持っている

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