2015/02/21

仕覆(しふく)

 こちらは、茶入れになるのですが、
 
蓋は、ボディと同じで磁器で作っています
大概は、象牙でできた蓋が多かったりします

茶入れには、仕覆という着物(袋)が必要なので
 
母に作ってもらうことにした
完全なる家内工業です
 
うちにあった着物の生地と材料で作ってもらっています
 
 




 
 
 これは、一つ一つ、中身を採寸してパターンを作って
それぞれサイズがピッタリいくように作ることになる
 
私のは、手びねりなので、かなり採寸が面倒だと思う
 
ちゃんと裏地も付けます



 
 本当に着物みたいですよね
紐は、長緒(長いバージョン)になります
 
中身より、すごいのでは・・・
 
で、桐箱に入ります
 
作りながら思ったのだが、
お茶の道具って、発想がオシャレすぎるなと思う
 
コレクションしている方や使っている方にとっては
自分好みに凝ろうと思えば凝りまくれる
日本の伝統的な道楽ってすごいな
 
ちなみに、本来は、形式や決まり事が細かくあり、
敷居が高い芸事だったりもするのだけれども
 
見立てでお茶会をしたり
気軽なお茶会を楽しんだりしている方も多いそうです
 
 
ですが、わたし、
 
お茶を習ったことがないので、かなり独自解釈です
お手柔らかにお願いいたします
 
 たぶん、地下鉄のショーウィンドウの2面の内の1つは、
お茶の道具で見立ててあると思います
 
 

<展示のお知らせ>


ふくちあやこ作品特集

http://fukuchiayako.blogspot.jp/2015/02/concerning-my-new-exhibition.html

2015年 2月25日(水) 〜 3月17日(火)
午前10時~午後7時
(3月3日(火)、10日(火)および最終日は午後4時閉場)


日本橋三越本店
本館6階 美術工芸サロン


New exhibition of works by FUKUCHIAYAKO
(Ayako Fukuchi)

February 25 - March 17, 2015
open from 10:00am - 7:00pm
(March 3th, 10th, and 17th open from 10:00am - 4:00pm)

At 6F Mitsukoshi art salon, Nihonbashi, Tokyo

FREE

I have my new exhibition for the first time in a year.

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