彼らは、Vancouver International Film Festivalの出品作品の"Asahi"という映画の舞台挨拶で、Vancouverに来ていた(観客賞を獲った)
邦題は、"バンクーバーの朝日"
---戦前カナダに実在した伝説のチーム、
その栄光と奇跡の記録
1900年代初頭、多くの日本人が、
新天地を夢見て、遙か遠くカナダへと海を渡った。
しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは
差別、過酷な肉体労働、貧困といった厳しい現実だった―
そんな中、日本人街に一つの野球チームが生まれる。
チームの名は「バンクーバー朝日」。
夢も希望も持てなかった激動の時代。
やがてチームは人々にとって、一条の光となっていく。
彼らは何を信じ、何を求めて走り続けたのか。
歴史の波間に埋もれていた“真実の物語”が
今、ここに甦る―
【映画「バンクーバーの朝日」出演】
妻夫木聡 亀梨和也 勝地涼 上地雄輔 池松壮亮
高畑充希 / 宮崎あおい 貫地谷しほり / ユースケ・サンタマリア
本上まなみ 田口トモロヲ 徳井優 大鷹明良 岩松了 大杉漣
鶴見辰吾 光石研 石田えり / 佐藤浩市
【映画「バンクーバーの朝日」スタッフ】
<監督>石井裕也
<脚本>奥寺佐渡子
2014年12月20日(土)全国ロードショー
------(公式HPより)
この朝日軍が活躍していたのが、毎年、Powell祭も行われている旧日本人街
そして、home groundとしていたPowell groundが、ちょうど今のOppenheimer parkになる。
毎年、朝日tributeの試合が行われているらしい。
このエリアは、今や、日本領事館も旅行者に近づかないようにと忠告していたり、Vancouverに住んでいる日本人からもあまりよい印象を持たれていないのだが、特に戦前は、hastings st.のすぐ隣の通が日本人街で、リトル東京と言われるほど日本人が集まっていたという
この映画のこと自体、先月まで知らなかったのだが(日本では、映画の前に漫画も出ていたらしい)
まだこの映画は、観ていないのだが、すでに観られた方が、戦前のDTESの様子が描かれていると教えてくれた
セット撮影だとはいうが、実際にその当時いらっしゃった方が時代考証に入られているらしいので、当時にかなり近いのではないかと思う
きっと、人気の役者さんが出ているから、日本でも流行るだろうが、
きっと、人気の役者さんが出ているから、日本でも流行るだろうが、
まさか、そのエリアが、今はスラム街といわれているとは想像もしないだろうと思う
私にとっては、vancouverでもっとも好きだった場所の一つが、このエリアである。
高層ビルやcondominiumが連立するdowntownにいる時よりも、なんとなくほっとした。
毎日、色んな発見や興味深いことがたくさんあった。残念なことに大して知ることは出来なかったのだが、良くも悪くもすごく人間臭い場所だと思う。
ここと離れる時が、一番悲しくて、夕暮れのHastings stを見て、
きっと、次にここに来る時には、かなり雰囲気が変わってしまうんだろうなと、寂しい気持ちになった。
きっと、次にここに来る時には、かなり雰囲気が変わってしまうんだろうなと、寂しい気持ちになった。
再開発の進むこの地域に、新しい風は何を運んでくるのかわからないけれども、この街の人たちの声はあまり聞いてもらえない気がした。
この地域は、なんとなく下町みたいな感じで、狭いこともあり割りとみんな顔見知りになる。
働いている人も、住んでいる人も、悲しいかなあまり入れ替わりがないからだと思う。
また、このエリア内の慈善団体を渡り歩いている人も多いので、違う建物でも、見たことある人に会ったりする。
もしかしたら、関係ない人が行くには、危ないのかもしれないし、
なんとなく感じやすい人には、悪い気の巣窟だから、雰囲気がダメだと感じる人もいると思う。
それに、怖い経験をした人もやはりいると思う。
世界でもっとも住みやすい街に毎回選ばれて、世界中から観光客が集まるVancouverで、この小さなスラム街は、まるで、別の国のように感じることがある。
Downtownの徒歩圏内でありながら、見ないよう、行かない様にと、あまり関わらず避けている人もかなり多い。
今までの色んな政策や歴史の吹き溜まりの様なこのエリアに、canada政府は多額の税金をつぎ込んで、なんとか多重化した悩みの種を解決しようと奔走している。たしかに、表向きは慈善活動だが、なんとなくお金の匂いがする団体もあるのは確かである。
世界でもっとも住みやすい街に毎回選ばれて、世界中から観光客が集まるVancouverで、この小さなスラム街は、まるで、別の国のように感じることがある。
Downtownの徒歩圏内でありながら、見ないよう、行かない様にと、あまり関わらず避けている人もかなり多い。
今までの色んな政策や歴史の吹き溜まりの様なこのエリアに、canada政府は多額の税金をつぎ込んで、なんとか多重化した悩みの種を解決しようと奔走している。たしかに、表向きは慈善活動だが、なんとなくお金の匂いがする団体もあるのは確かである。
Firstnation、LGBTQ、alcohol/drug addict、gang、low income、homelesness、mental illness/handicaped、sex trade worker、criminal…ここ以外にいると問題や差別の対象になる人たちが集まっている。
だけど、ここにいる人たちは、それをジャッジすることもしない。
求めれば、支える人もいて、手を差し伸べてくれる人もいる
"You can't do it alone, and if you really want help you have to make some calls and you have to reach out. When reaching out there's a lot of people who want to help. There's detoxes, there's treatment centres, there's AA, there's drop-in centres. There's a tremendous amount of resources if you want help, but you have to want help,"
過干渉する必要はないと思うが、
自分に対しても、他人に対しても、無関心であり続けることはすごく簡単だが、
無関心は、時に、心無い暴力に値することがあると思う
無関心は、時に、心無い暴力に値することがあると思う
そんなことを考えながら、18回分も書いてしまった
余程、ここのエリアに思い入れが強いとみんなあきれていると思うが
もし、最後まで読んでくださった方がいましたら、お付き合い本当にありがとうございました。
vancouverのhomeless関連のBlog記事のback number / vol.1~15.5(18回分)
リンク貼っておきますので、ご興味あれば
リンク貼っておきますので、ご興味あれば
ホームレスについて (vol.1)
施す人、施される人 (vol.2)
施しの文化 (vol.3)
食べ物を配ること (vol.4)
労働の対価 (vol.5)
Homeless in Vancouver (vol.5.5)
食事調査レポート (vol.6)
信仰と慈善 (vol.7)
時間の寄付 (vol.8)
信じるモノは救われる、のかもしれない (vol.9)
First people (vol.10)
History of East Hastings (vol.10.5)
よく言われている3つの理由 (vol.11)
Drugに関して (vol.12)
ここにいることを考えてみる (vol.13)
DTES (vol.14)
2つの教会 (vol.15)
最後に、Hastingsにて (vol.15.5)