今日、起きたことについて

…何も。

本当に何一つ解明も、解決もしてないんじゃないのかな…

ご遺族のお気持ちも、

カルトを生み出した社会の闇も、

当時の宗教学者やメディアの責任も、

その他色んなことが、なんにもわからないままな気がする。

また同じようなことが起きたらどうするつもりなのだろうか…

また同じように、実行犯の死だけで解決したつもりになるのだろうか…

死刑という極刑がある国に生まれて、その極刑のあり方や行使に疑問を持つのは、こういう時だけなのも、私の問題なのかもしれないが。。。

多感な年齢に起きた前代未聞のテロは、強く記憶に焼きついていて

いい意味でも悪い意味でも私の心を離さないでいるので、ついこの関連ニュースを追ってしまう

世界中で今なお起こっている争いやテロの、過去にも未来にも関心がなく居られるほど楽観主義者でもないが、
立派な(？)アーティストのように、環境や社会や政治のことを書くつもりもありません。

でも、臭いものにすぐ蓋をしてしまうには、あまりに世界は純粋さと暴力と優しさで混沌としすぎていると思う。

ここで終わらないことを、この先も議論され続けることを、考え続けることを、切に願います。

はからずも節目になってしまった今日に、すごく怖くなったので自分のためにも書いておく。

BBCニュース - カルト集団「オウム真理教」元代表や元幹部らに死刑執行　日本