2018/07/15

ドイツ旅日記⑫ 6/15 Nebelhorn(ドイツアルプス) へ→帰路につく

昨日に引き続き、快晴
ドイツアルプスへ
Nebelhorn(霧笛という意味)に昇ります
駐車場からすぐにケーブルカーが出ている
この時点ですでに880m地点


左下の部分がスタート地点で2回乗り換えて一番上まで行く
このネーべルホルンはウィンタースポーツのメッカ
スキージャンプなどの施設もあるし、有名なところだとフィギュアスケートの世界大会もよく行われている

高い場所でも、牛が放牧されている
もちろんトレッキングの人は、牛の間を通ったりすることになる
どんどん昇っていくので、耳が気圧で変な感じ


ここは、1932m地点
乗り換えて頂上(2224m)へ
ちなみ、頂上は寒いので、防寒対策は万全にする
一番上は、雪が残っている
頂上の周りが遊歩道になっていて

雲の上を歩いているよう

霧笛という山の名前だけに、霧が少し出てくる
アルプスが一望できる
クラウスは山登りも趣味なので、結構アルプスを一人でコツコツ登っているそうです
山の守護聖人
頂上へ


少し散策
下の街が見える



1932m地点へケーブルカーで下がって
少し散策
ここの方が雪がほとんど融けているので
お花がたくさん咲いている


高山植物になるので、地表を這うような小さなお花が多い
針葉樹系もみんな背が低い
クラウスがアルプスの植物図鑑を持ってきてくれてたので
図鑑を見ながら、植物観察
アルゴイのアルプスの植物についてのHP(ドイツ語)
Blumen der Allgäuer Alpen

https://allgaeu-erleben.com/blumen.php

上段(左から)
①Alchemilla alpinaアルケミラ・アルピナ(バラ科ハゴロモグサ属)

②Trollius europaeusトロリウス・エウロパエウス(キンポウゲ科)
③Bartsia alpinaバルトシア・アルピナ(ゴマノハグサ科)
中段(左から)
④Silene vulgarisシレネ・ブルガリス(ナデシコ科)
⑤Doronicum clusiiドロニクム・クルシイ(キク科ドロニクム属)
⑥Valeriana montanaヴァレリアナ・モンタナ(スイカズラ科 カノコソウ属)
下段(左から)
⑦Crepis aureaクレピス・アウレア(キク科フタマタタンポポ属)
⑧Myosotis alpestrisミオソティス・アルペストリス(ムラサキ科ワスレナグサ属)
⑨Kernera saxatills Rchbケルネラ・サクサティリス (アブラナ科)
上段(左から)
①Anemone narcissifloraアネモネ・ナルキスシフロラ(キンポウゲ科)
②Pedicularis kerneriペディクラリス・ケルネリ(ハマウツボ科)
③真中の紫の花:Nigritella nigraニグリテッラ・ニグラ(ラン科)
中段(左から)
④Silene-acaulisシレネ・アカウリス(ナデシコ科)
⑤Thymus polytrichusティムス・ポリトゥリクス(シソ科)
⑥Alpenrose アルペンローゼ(ツツジ科ツツジ属)
下段(左から)
⑦左手前の紫の花:Acinos alpinusアキノス・アルピヌス (シソ科)?
右手前の紫の花:Phyteuma orbiculareフィテウマ・オルビクラレ(キキョウ科)
別名『悪魔の爪』という。
⑧Viola bifloraビオラ・ビフロラ(スミレ科)
⑨Lotusロトゥス/Oxytropicsオクシトロピス/Coronillaコロニラ・各種(マメ科)

上段(左から)
①Globularia cordifoliaグロブラリア・コルディフォリア(グロブラリア科)
②Anthyllis vulnerariaアンティリス・ウルネラリア(マメ科アンティリス属)
③Gämskresse フチンシア・アルピナ(アブラナ科フチンシア属)
中段(左から)
④Cerastium arvenseケラスティウム・アルヴェンセ(ナデシコ科)
⑤Geranium sylvaticumゲラニウム・シルヴァティクム(フウロソウ科)
⑥Phyteuma betonicifoliumフィテウマ・ベトニキフォリウム(キキョウ科)?
下段(左から)
⑦Gentiana kochianaゲンチアナ・コキアナ(リンドウ科)
⑧Pulsatilla alpinaプルサティラ・アルピナ(キンポウゲ科)
⑨Homogyne alpinaホモジネ・アルピナ(キク科)


 他にもたくさん色んな植物があったが
とりあえず、写真に写っていた植物だけ名前を調べてみた

エーデルワイス(Edelweiß)を見たいと言ったら
よく山登りをしているクラウスでさえ、まだ見たことないと…
そういえば、この地域でエーデルワイスのステッカーを貼っている車をたくさんみた
下りのケーブルカーを待っていると
ここからパラグライダーで飛ぶ人が多いみたい
気持ちよさそう
昼ご飯を食べて帰路に着くはずが
予定していた眺めの良いレストランが、オーナーがサマーバケーションで休みで
どうするか…と思案中
たしかに眺めが良い
車で少し走ったところにあるクラウスの知るレストランへ


ここも眺めがいいです
カイザーシュマーレン(Kaiserschmarren)
オーストリアや南ドイツでよく食べられるお菓子(又は、甘党の昼食)
フレンチトースト風のパンケーキにレーズンと林檎のソース添え

作り方見つけた→https://www.allgaeueralpen.com/2016/11/tirolerkaiserschmarrn/
これも、ここらへんの地域の飲み物(アルコールはない)
ちなみにKemptenで食べたWeißwurst(白いソーセージ)を注文したかったのだけど
Weißwurstは基本的に、午前中(朝食ないしは、昼食前の間食)に食べるものみたいで、もう売り切れていた…

ドイツは、食べ物に多少地域性があるが、基本的に美味しいものが多いと私は思う
というか、私の好きなものが多いのか…


お店の中に、農家のドールハウス
のどかだ
山羊(羊?)がいる

さて、ここでクラウスにはお礼を言ってお別れをする
クラウス&アネリーゼを含め、ヘルマン&カズコさんが
本当に色々と計画を立ててくれて(天気の問題もあったにも関わらず、予定通り全てを見れたし‼)
とても楽しく素晴らしいアルゴイ旅行だった
Vielen Dank!!
さて、では帰途へ
やはりStuttgartらへん?でアウトバーンの渋滞に…
行きより少し時間かかったが、
ヘルマンのお陰で無事到着
Neustadtのレンタカー会社に車を返して、自家用車で帰宅
っと、その前に、ヘルマンがレンタカーとの別れを惜しんで(?)写真撮影
4日間一緒だったVolkswagenのGolf
レンタカーを借りる時に走行距離によって値段が変わるので、
事前に言っていた距離(ある程度余裕をもっていたのに)を
たしか100mくらいだけオーバーしていたらしい。ほぼピッタリ‼!

もう夜の10時近く
お腹が減ったので、NeustadtでDöner(ケバブサンド)を買って帰る

御年83歳のケイコさんは、はじめてのケバブ(しかもドイツのかなり大きい‼)に驚き
顎が外れる~と難儀しながら食べていましたが
食べづらさを除けば、大変気に入ったようです 笑

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