2018/07/24

申し訳ないが、それ珍事件でしょ・・・

婚活が、自分の中で、にわかにブームになっている
…"にわかにブーム"とか言ってないで、お前がやれよって話でしょうが…
世のため人のため迷惑かからないように空気を読んでの英断です。

私はさておき、巷では周知の単語であるが、周りでも割と利用していて、実際、幸せになっている人もいる。
知ってはいるが、見たこともなかったので、婚活サイトを実際に見せてもらったのだが、

これが、意外に楽しい。。

プロフィールを見て、その人の人生や生活を想像しながら、ひと月くらいはそれで楽しめそうである。
そもそも、友達がいなくて、LINEとかもほとんど鳴らないので、 友達作れたりするかな…とか既に意味不明なことを考えているのだけど…

サイトにもよるみたいだが、見せてもらったものは、
自己紹介文とか、キーワードをある程度入れると、すごく感じよく自動的に作ってくれるらしい。 で、名前は愛称などで、顔写真すら載せていない人もいる。
それじゃ、何にもわからないよな、とも思うが、顔じゃなっくても、風景や食べ物などの写真だけで趣味やセンスはうかがえたりもする。
 逆に、はっきり言って、 明らかにキャバクラで写した写真を加工しているだろうプロフィール写真もある。


でも、結局、何もわからないんだろうな、と思ったのが先日のニュースである

申し訳ないが、この70歳の容疑者が連行される時のふてぶてしささえ感じる(あるいは物忘れのふりの一環なのか)ほくそえんだような顔と彼のやり口をみて、ちょっと滑稽に見えてしまった。
もちろん被害を受けた女性には、同世代なこともあり非常に同情しますが。

逆に、大昔から結婚詐欺というものは存在していて、昔よりも今の方がずっと簡単に騙せるのではないかと思う。
昔は、ある程度の外見と資本金が必要だったが、今は70歳の爺さんでさえ高学歴イケメン大手企業勤務、白金台在住になるわけだ。
しかも、会わなくてもいいなんて…完全にイケメンのゲームアプリだよ…

だったら、私だって、長身高学歴イケメン大手外資系海外勤務ニューヨークに持ち家アリのチャイニーズアメリカンとかになりすませるよね…
いや、競う所ではないが・・・

で、なんとなく検索していたら、今、婚活ブログって掃いて捨てるほどあることに気づいた
すごい…このサイトをしている人たちがサクラではなく、ちゃんと結婚したい人であるならば、婚活ブログを書いている人同士がくっつけばいいのではないかと思うくらいだ…
それに、そのブログを見て共感して、自分こそはと名乗りを上げてくる人とかいるんじゃないかと思うのだけれど…

結婚とは、そんな簡単じゃないのだよ。。。と、また周りから呆れ気味にたしなめられてしまいそうだが…

適当に概要だけ読んで、面白そうなのないかな~って見ていたら
30代前半の研究職(男性)の方の婚活ブログに行きつき、読んでいたら面白くて、そのまま読みふけってしまった。
とにかく、彼の性格なのか婚活ブログってそもそもこういうものなのか、あまりに細かく内情や心情を綴っている…それ本当の話なら、これを読んだ相手の人はどんな思いをするのだろうかと思う…たとえ仮名であったとしても。
謙虚に見えるように悪口にならないように気を付けて書いているみたいだが、私がそんな風にネットに晒されたらデスノートにキミの名前を書いてしまうよ…と思う。

しかしなかなか勉強になった。というか、身につまされる思いがした。
何にって、お会いした女性に対する彼の分析を見て、あぁ、こういう風に他人には映るのかと自分の態度を反省する。
婚活やお見合いは、恋愛と違うので熱に浮かされずに、冷静に、かつ非常に注意深く相手を観察しているので、
好意(恋愛だけではなく友愛も入れた意味での好意)を持たれていない初対面の人や赤の他人には、私の様々な行動は奇行に見えていたことが判明した。

しかし、彼のブログは感想や心情描写に、非常に性格がよく出ている気がする(いや、彼をまったく知らないですがね)、というか、人間観察の仕方や考え方、こだわりみたいなのが、私と近いものに感じたのだけど…たぶん、少しひねくているんだと思う(独断)。
が、だからこそ、ぜひ幸せになってもらいたいですね。

まーでも世に数多ある婚活ブログが、まじめとはいえ、報告と称して相手のことを事細かにネットに晒して、誰とも知らない多くの読者と共に、知らない間に人間観察のモルモットにされているのであったら、純粋に結婚したい人たちにとって、人権侵害にはならないのだろうかと思う。

むしろ、お相手の事を晒す婚活ブログをするなら、ブログ主は実名でするのがせめての礼儀なのではないだろうかとも思うのだけど…

でも、それだけブログが存在するということは、結局ニーズがあるってことなんだろうな。
それに婚活という活動が、いかにストレスフルなんだろうと思う、疲弊しきった心の吐露に、ブログで愚痴の一つも言わなければ、やりきれないのかもしれない。
彼のブログを寝る前に小一時間くらい読んで、胃が痛くなってきたので、うなされながら寝たが、気の弱い私には、悪気なく他者をジャッジする言葉たちにもう結構お腹いっぱいになりました。
写真:クラクフ(ポーランド)カジミェシュ地区

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