2017/04/17

浦ちゃん伝説

宮崎に来る前は、旅程中3日間くらい雨の予報だった
が、15、16日は快晴の夏日
17日は、さすがに春の嵐になるという天気予報だった
(全国的に猛威を振るった春の嵐)

しかし何故か、不安定な天候だが、暴風雨でもないので

宮崎旅行3日目は、日南方面へ

まずは、青島神社
宮崎のモンサンミッシェル(私が勝手に言っているだけ)
橋を徒歩で渡れる周囲1.5kmの青島全島を境内地としている

古くは島全体が霊域とされ、江戸の頃まで一般の入島は許されなかったそう

歩いて行くと、鳥居が見えてくる

青島は、「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩で囲まれている

これは、波の浸食と隆起によって生み出された国指定の天然記念物
「青島の隆起海床と奇形波蝕痕」
ちょっとゾワゾワする 笑

航空写真だと、こんなん
かなり不思議

なんだか南国観たっぷりの植物と朱色の神社



青島神社は、「彦火火出見命(=山幸彦)」「豊玉姫命」「塩筒大神」の三神が祀られている
山幸海幸神話に因む神で、縁結び、安産、航海安全の神



海神の宮から戻ってきた山幸彦が暮らしていたという、青島



浦島太郎伝説のモデルになったともいわれている
山幸海幸神話


高千穂峡の時に出てきた、邇邇芸命(ニニギノミコト)が、散歩の途中で
一目惚れをしたのが美しい山の神の次女・木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)

ニニギは、面食いだったり疑い深かったりと厄介な逸話が色々あるのだが、ここでは割愛して、
青島神社にまつわる話だけ

このニニギとヒメの間に生まれたのが3兄弟
火遠理命(ホオリノミコト)=山佐知毘古(ヤマサチビコ)(猟師)=山幸彦
火須勢理命(ホスセリノミコト)
 火照命(ホデリノミコト)=海佐知毘古(ウミサチビコ)(漁師)=海幸彦

山が拠点の山幸彦と海が拠点の海幸彦、ある日、お互いの道具と狩場を交換してみることに

慣れない釣りをしていた山幸彦は、海幸彦の宝物の釣り針を失くしてしまう
途方に暮れていた山幸彦に、潮路の神で塩筒大神(シオヅツノオオカミ)という老人が
「海神の宮へ行ってみるといい」と助言をする

その言葉通り海神の宮を訪れた山幸彦は、海神の娘の豊玉姫命(トヨタマヒメ)と恋仲になり

すっかり海神の宮で幸せな結婚生活を送っていた


〈続きは、次の鵜戸神宮の回へ〉

 


本殿の右側に元宮への入口


絵馬が垂れ下がるアーチをくぐると
そこは、亜熱帯ジャングルの様

元宮
島のほぼ中央に位置している
最強の縁結びの御利益があるらしい

・・・・

青島は、椰子科の植物「ビロー樹」(国指定天然記念物)5千本が自生し、
他多くの熱帯・亜熱帯植物の群生地として、全島が国の特別天然記念物に指定されている

 宮崎のモンサンミッシェルだけあって、
なんとなく、お金儲けに走っている感が…
(モンサンミッシェルもお土産屋がすごくて、問題になった)

どこら辺が、というと、、、
おみくじや願掛けの種類が半端ない










 


もう、いたるところに・・・
そして、色んな種類がある 笑

見たことないものがたくさんあった

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