2019/02/01

白衣の天使、求ム。

帰りの電車の中で、喉に少し違和感を感じて、家に帰ると2.3度空咳が出た。
翌日、寝起きに喉の違和感はまだあり、また咳が少し出て、鼻水も出たが、熱を測るが平熱。
去年の約1か月近く続いた咳風邪の末に、与えられた頓服薬のトラウマが頭をよぎり、初期段階に病院へ行くことにする。
しかしその日は病院が休診日だったので、その翌日に、時間に余裕があるし、朝から近所の内科に行くことにした。
診察した先生に、平熱であるが、喉を見た感じがインフルエンザっぽいけど、5分でわかる粘膜をとるインフルエンザの検査をするか聞かれて、
します!と即答。
しかし…
粘膜とるって、超長い綿棒みたいなのを右の鼻の穴から、喉あたりまで突っ込まれてクリクリされる。
普通に異物感ハンパなくて痛いので、反射的に鼻水と涙が溢れてくる。
これ、副鼻腔炎の時の治療の痛さに近い…
綿棒を抜かれて、溢れた涙はそのままで、とりあえず、鼻水をかみたくて、ティッシュで、ズピーッと鼻をかんで、丸めて、待合室のゴミ箱に捨てようと握りしめていたら、
先生が、捨てますよ、と何気なく手を出す…
え…こんな見ず知らずの他人の鼻水で湿ったティッシュを、素手で…
と、一瞬躊躇したが、渡す瞬間に生ぬるく湿ったティッシュと手の間に何かが芽生える感覚が…
なるほど、こういう瞬間に、看護婦さんなどに、この人に俺の下の世話を任せられると確信(錯覚?)してしまうんだなと、白衣の天使を好む男性に共感したのだが、
その直後に、あ、インフルエンザでしたね、と言われ、芽生えた何かは消し飛んだ。
新薬ゾフルーザを入れた3種の薬を丁寧に説明してもらい、その中からタミフルを選んで処方してもらう。
はじめてのインフルエンザにドキドキしながら、家に帰ったが、
ありがたいことに38度以上にならず、微熱は翌朝に平熱(37℃)に下がる。
熱が上がらないインフルエンザとは、花粉症に近いなと思いながら、ネットで検索すると、どうやら老人(免疫力が低い)は熱が上がらないらしい…。そうか、、、、そういうことか。この5日間を利用して、今後の自分の下の世話をまず考えるか。

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