2014/07/17

食べ物を配ること (vol.4)

The food bankという非営利団体がアメリカで発足し、それが北米にも広がったのが30年前くらい
教会と市民団体が走りとなり、今や複数の団体で何種類かの大規模な運営がされている

スーパーや、農家など生産元からの販売できない余剰食品や期限が迫っている食品を寄付ないしは、格安で買い受けて、
食事の配給をしているシェルター、教会、community kitchenなどに食材を提供する

栄養価的に足りない食品群や品数が少ない品目は、普通に仕入れることになるのだが、かなり大量なため、安価で仕入れられることから

だいたい、そこへお金を寄付すると、$1が$3相当の食べ物に変わる仕組みになっている

ここには、超巨大な食品貯蔵庫があり、ものすごい数のボランティアが働いている

それと似たもので、quest food exchange というものがある
こちらも、上と同じで、生産元、卸売業者やスーパーの余剰食品を寄付や安価で買い受けると同時に、レストランなどからも引き取り、食事を配給している所に食材を提供するのと
あと、面白いので、ここと、ホームレス支援の大きな教会とが、quest food exchange not-for-profit grocery marketという非営利のスーパーマーケットを作った。
これは、thrift store(前回書いた)の食べ物バージョンみたいな感じで、かなり安価でスーパーで買えるモノとほとんど変わらない質と鮮度のものが買える
しかし、顧客がかなり限られていて、誰でもが購入できる訳ではないようで、
社会福祉サービスを受けている人などに限られている

このマーケットの趣旨は、誰もが自分で食品を自由に自分の意思で選択できる権利と手頃な値段で栄養のある食品を購入できる権利を尊重するものらしい

確かに選ばないなら、服も食べ物も無料で得られるが、
選択の自由の権利を尊重しているらしい
Thrift storeの場合も、これに当てはまるが、誰でも買いに来ることができる

さて、このようにフードバンクなるものが存在していることにより、
食べ物の配給が色んな所でなされているのだが、

実のところ、Vancouverのdowntown界隈だけで毎日3食調理した食事を出しているところが、10箇所以上ある気がする

下記にあるサイトは
$5以下ないしは、無料の食事を提供している場所のリストになる

https://www.google.com/fusiontables/data?docid=1yUbxho8jmiQzmX7m1kebf7eGJI7vaMVd7oexSZo#rows:id=1


赤い点のところがそうです。
集中してるところがHastings street

これによると宗教関連あるなしに関わらず曜日や種類に限定はあれど食事だけで112の施設が存在している(2012年の情報)

(※2020年現在、上記のリンクは死んでいたので、FREE foodの新しいリンクを見つけたので、貼っておきます。
















画像2
* 2020年版→ https://vancouver.ca/files/cov/low-cost-food.pdf )

これのほとんどがHastingsあたりにいれば、徒歩でいける圏内である

これ以外にたとえば、

"食べませんか?"と声かけられて(ひもじそうに見えたのかな…)見つけたのだが...
毎週日曜の昼間に路上でテントを張り炊き出しをしているシーク教の方たちがいた

(シーク教とは、インド系で頭にターバンを巻いている人たちのこと。宗教勧誘とかではなく、普通にこれも支援の一環)

2014/07/12

施しの文化 (vol.3)

ここでは、Donation(寄付)文化が、服などの物品からお金に至るまで、人々の生活に定着している
物品のDonationができるボックスが住宅街のいたるところにある
これは、横にズラリとあるけど、大概1,2こくらいが、1kmおきくらいにある気がする

もちろん、Hastings streetなどにあるthrift store(古着屋とか中古何でも屋みたいなかんじだが、日本のそれとは少し違う)やホームレス支援をしている教会などに直接運ぶということも可能である

着るものだと、アウターやズボン、セーター、シャツなどはもちろんだが、
下着から靴下、ストッキング、靴、水着、バスローブ、ベルト、シーツやタオルなども受け付けている

たまに、新品もあるが、
もちろん、使ったものがほとんどで、
Tバックや、セクシーなランジェリーまであったりする

そういったものが、たくさんの人から毎日寄付として持ち込まれる

売れそうなものであれば、選別されかなりの安価で提供し、その収益は、運営資金などになる

売れなそうで、だけど綺麗なものは、着るものに困る人へ配る用に仕分けされる

靴下、下着類は、使える程度に綺麗なものであれば、洗濯して、
求める人にすぐに渡せるようにしている

あるホームレス支援の場所の受付の裏の棚には、
ブラ、パンツ、タオル、靴下、ナプキン、ティッシュ、コンドーム、傷テープ…など、ありとあらゆる細かい箱に分かれていて、
求める人に、渡していた

また、そこは、シャワーもあるので、
ジャンプー、コンディショナー、石鹸は、ミニボトルでの貸し出しをしている

日本のお風呂屋さんより、サービスがよい

その上、清潔なパンツまでもらえるのだ

旅行中の私より綺麗かもしれない…

おもちゃ、食器、家具、寝具、DVD、装身具なども、もちろん寄付する人はたくさんいる

窓口が広かったり、身近に集積場所があるのは、着なくなったもの、使わなくなったものを、気軽に寄付できて良い

これがもしも、日本のように、何処に持って行けばよいかわからなかったり、限定された物しか受け入れていないとなると、
せっかく寄付しようと考えていても、億劫になってしまい、結局、ゴミになってしまいがちである

2014/07/10

施す人、施される人 (vol.2)

東京もバンクーバーに負けず劣らず、ホームレスが多いのだが
バンクーバーの場合は、狭い地域に密集している

日本でもそうだが、都市部にしか彼らがいないのは(日本だと、たまに田舎にもいるけど…)
都会の方が、生きやすいからである

カナダの場合は、特に、社会的なサービスが充実しているのもあるが、
なによりも、
カナダの人は、施しの精神がかなりある
そして、
カナダのホームレスもまた、施しを受けることに慣れていたりする


街の方で見かけるホームレスは、

段ボールの切れ端に
Please help me
Homeless and hungry
No family
poor
Plese food and spare change!
Thank you!!!!
とか書いている

Have a nice day!
と、文末に書かれているのもある

そして、スターバックスとかのtall sizeの紙コップや帽子を自分の前に置いておくと、
大概、10人に1人くらいは、ポケットの小銭を入れてくれる

また、歩き回って、人に自分から尋ねるというやり方もある
特に、信号待ちの所や、外にテーブルのあるカフェが効果的である

Do u have any spare change?

信号を待つ人やテーブルを一人ずつ、しらみつぶしに回る、すぐ真横に行って、尋ねる
すると、大概は、カバンから財布を出して、小銭を渡してくれる
ただ、これはカナディアンに限る

他の国から来ている人は、避けるか無視することが大半である

他には、
Please a cigarette! 
(喫煙者なら)
Please spare food!
(食事帰りで、食べきれなかったものを持っている人を見つけた場合)

....なんか、ホームレスのススメ"みたいな文面になってしまっているが…

日本のホームレスで、あまりそうゆうのを見たことがないし、
日本で誰かがホームレスにお金を渡すのも見たことがない
タバコを渡すのは見たことがあるけど
日本の場合、ものすごく距離がある気がする
干渉し合わず、関わらないようにするというか、見て見ないフリをするというか

最近は、"Big issue"とかが、よく支援の形として行われてはいるのだけど


しかし、小銭の"施し"という行為は果たして、本当の意味での"施し"になるのだろうかと思う

いくつかの慈善団体が、直接、お金を渡すだけの行為を良しとはしていない

彼らが、その小銭を何に使うかというと、たぶんタバコ、大麻、ドラッグに使う場合がある

Hastingsの面白い文化で、
タバコを一本から買えるというのがある

道端でタバコの箱を2,3箱持っている人が大抵いて一本売りをしていて、誰でも買える

たぶん、その感覚で、大麻はもちろん、それ以外のドラッグも道端で買えたりする

お酒や煙草などは、もちろん配給にはないから、自分で買わなければならない
そして、依存症の人が沢山いるので、彼らには、別の意味での必需品となる

ほとんどの人は、日本と同じように。道端にやたら落ちているシケモクを拾い集めて吸っているのだが

さて、カナダの施しの文化は、小銭だけの話ではない



ホームレスについて (vol.1)

バンクーバーは、ホームレスが沢山いる

本当に沢山いる

それには、いくつかの大きな理由があるのだが、それを踏まえたとしても、結構な割合である

2014年に出された統計だと1798名になるらしい

一番多く見ることができるのが
East Hastings streetになるのだが

ここは、初めて見た時は、なんかこの通りだけ異質に見えた

なぜだかここにみな集まってきている
(あとで、理由は知ったのだが)

そして、街に来ている人たちは、あまり寄り付かないので、
この通りの10ブロックぐらいの人口分布だけだと、確実にホームレスじゃない人とホームレスの人の割合が逆転している



でも、彼らは日本のホームレスとは少し違う

実は、望めば、
お風呂にも入れるし、洋服も貰えるし、寝る場所もあり、3回食事にもありつけていたりする
そして、繁華街の方へ行き、帽子や紙コップを出しておくと、通りを歩く人に小銭をすぐに恵んでもらえる
精神的なトラブルを抱えている人も多く
そしてなにより、ドラッグに手を出している人が多い

バンクーバーにいると、
普通に働いて衣食住を自分でまかない生活するのが、馬鹿らしくなるくらいの、手厚いホームレスへのサービスがある
あまりに充実しているので、むしろ増えてしまうんじゃないかと思ってしまう

この不条理にさえ見える社会の仕組みを知りながら、ホームレスにならないで、自分の力で生活しているバンクーバーの人たちを普通とみるならば、

ホームレスになる人たちには、余程の理由があるのかもしれない

そんなことを考えていたら、
たまたま、以前ホームレスだったという人が半生をかいつまんで話してくれた


Canada day


1st


で、jazz fesが、最終日だった
楽しかったな

2014/07/06

イタズラ


オープンテラスで飲んでいたら

いきなり、叫び声!

向かいのビルの屋上から、男の子が、
道を通る人に、
紐付きのでかい蜘蛛(オモチャ)をいきなり落とすという、イタズラをしていた

叫び声の後、私側の店のオープンテラスで飲んでいたお客さん全員が、大爆笑して、拍手喝采していた

Jazz fes 6

6/29

急に晴れたので、
用事のついでに公園の野外ステージに行ってみる
かなり盛り上がっている

この写真の肩を組んでる仲良しの老夫婦

この写真だと手をつないでいる

ノリの良い、パンチのあるボーカルがいるバンドで、
みんなそれぞれに踊ったり
リズムをとったり

the 24th street wailers 

楽しいLIVEだった