2018/12/08

②FRA(ドイツ)→WRO(ポーランド) (2018/6月)


ヨーロッパのEU圏内のフライトは、いつも戸惑う。
国内線という考えがなかなか定着できずに、ゲート前でパスポートを握りしめるが、普通に携帯に入っているeチケットのQRコードを自動改札でピッとするだけ。
改札を出るとすぐに手荷物検査で、終わるともう免税店エリアにはいる。
あまりの呆気なさに、むしろ不安を感じるくらいだ。
フランクフルトのEU圏内用(domestic flight)のゲート。電車のsuicaみたいな感覚。 
この日のフライトは、20:40発だが、40分遅れの21:20くらいに出発した(フライト時間約1時間30分)。
さすがに、到着した先(ヴロツワフ)は真っ暗で、両替カウンターもツーリストカウンターも閉まっていたので、お金もなく(通貨はユーロではなくズローチ)、インフォメーションもなく、とりあえず、空港の目の前に市街へ行く大型シャトルバスを見つけたので、乗ってみる。
最初、私しかいなかったが、その内にスパニッシュ系の女の子が3人乗ってきて、ガラ空きで出発。
ちなみに運転手さんは、英語ができません…笑 
とりあえず、宿の住所を見せて、“ここ行きたいの!”っと言ったら、スパニッシュの女の子たちを旧市街で降ろしてから、一番近くて大型バスが止まれる場所まで乗せてくれて、ジェスチャーで、”そこを左!”っと一生懸命教えてくれた。 
お礼を言って降りたのだが、真っ暗すぎて(深夜0時近く)、しかも地図もなくよくわからないので、とりあえず少し歩いてから、陽気そうに向かいから歩いてくる2人組の30代くらいの男性を呼び止めることにした。
何故か、私に、”ポーランド人?”と聞いてきて、いや、完全に違うだろっと思い、”日本人だよ。道がわからないから、教えて”と伝えると、
彼らもどうやら地元の人じゃない(ポーランド以外)みたいで、ストリート名とか見てくれたがお手上げ、そこへ後ろから20代の5.6人のイケメンたちが来て、
30代男子が、彼らに、地元の人か聞いてから、道案内を頼んでくれた。
イケメンくんたちは、Googleマップで検索してくれて、教えてくれて(というか細い道の1本先だった)、無事到着。 
この日に、真っ暗な中、初めて話したポーランドの人たちを見て、あぁ、この国はすごく親切な上に、容姿端麗の国だ…と悟り、次の日、明るい日差しの中、街を歩いて、それが確信へと変わった。
そして、旧市街の街並みもポーランド人に負けず劣らず美しかった。 
実は、ポーランドに対して、どうしても旧社会主義国家の暗いイメージがあった。
アウシュビッツや戦争遺産もそうだし、その後の社会体制、また近年の風潮(ナショナリズム)も少し怖い印象だった。
浦沢直樹のモンスターに出てくる、フランツ・ボナパルタ(彼はチェコスロバキアの秘密警察という設定だった)が私の中のポーランド人のイメージで、痩せていて彫りが深く鷲鼻で表情が硬いイメージがあった。
フランツ・ボナパルタ(”monster”より)
だけど完全に私の偏見でした、ごめんなさい。 
そんなこんなで、初めて来たポーランドだが、この調子で書くとポーランドの素晴らしさを事細かに書いて、終わらなくなりそうなので…視点を変えて書いていこうと思います。 
ヴロツワフは、”Wrocław “と書くのだが、全く読めない…
このようにポーランド語は、かなり難しい…。 
また、ヴロツワフは、小人の街として知られていて、小さな小人像が街中に300体以上いて、毎年増えているらしい。 
私が気に入ったものは、ATMの中身が小人という、ATMの下に置かれていた小人像。3人体制で手作業で金勘定とかしていて、芸が細かい。笑↓ 
日本人女性は特に、小人探しとか好きそうだから熱中しそう(独断と偏見)なので、ヴロツワフおススメです。笑
ポケモン、ゲットだぜー的なレアキャラ探す遊びも子供とできそうである。 
日本人に限らず、可愛さ(シュールさ)につい写真撮っちゃってます。笑
ツーリストインフォメーション前の旅人小人、完全に昨晩の私…。
ドッペンゲルガ―かと思った。。。

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