2013/09/09

いつか、リンゴの樹の下で


『いつか、リンゴの樹の下で』

 
私の容赦ない態度に
誰もが恐れをなして、注文してこないのだが
 
今回、本当に稀なことだが、注文を請けてみた
お祝いもかねてなのだけど
友人の結婚式で使うリングボックスである
 
手のひらサイズで指輪が入れば、
私の好きに作っていいよ、という話だった
 
大学を卒業してからは、
今回、ほぼ初めて受けたかもな
 
注文されると、プレッシャーで無駄に気合いが入ってしまう
 
喜んでくれるといいけれど...
 
 


大きさは、
箱の部分だけだと、約5.5×5.5×高さ4.5 /㎝

片手のひらに乗る大きさ

逆サイドから見た図

側面は、みんなお花を持ってお祝いに駆けつけているところ


内側の蓋部分には、結婚する二人の名前入り
私のサインも入れてほしいということなので
左上の鳥が、私のサインをくわえています


内側、底部分には、花嫁さんと花婿さん
そして、その下に、写真では隠れていますが、
結婚式の日付が入っています

絵付けする前
この写真は、こんなかんじだよ~っと
注文主に一度送っていました

でも、色がつくと印象がかなり変わると思います
 
結婚式当日に使う時用に、
指輪の台座部分も(絹で)作ってみました
 
この指輪は、ふくち家のです
 
×××××
 
親に、自分の分も作っておきなさい、と言われたが
自分用には、骨壷くらいしか必要ない気がする
 
 
 
リンゴの樹と恋で思い出したが
この詩を初めて読んだ時に、なんてエロい詩なんだと思った
たぶん、中学か高校の授業でやった気がする
島崎藤村 『初恋』


 


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