2012/04/21

C/S

(上段左から)カエルの王子さま・アメフラシ・3匹の子豚・赤ずきん
(下段左から)不思議の国のアリス・ブレーメンの音楽隊・シンデレラ・美女と野獣


陶芸の上絵をしたことない人は、多いだろうから、ちょっと説明します

焼きあがった陶器(この段階で普通に使える陶器)に
黒い輪郭線(骨描き)を描き、
その上に盛り絵具(焼くと溶けてガラス質になる)をのせていきます、
それを低温(800℃くらい)で焼きつけます
そうすると、色が出てきて定着します

で、写真の下段の白っぽい4枚のが絵付けまでして焼く前
写真の上段の色がカラフルに出て、絵がクリアに見える4枚のが焼いた後です

このように、焼くまでは本来の色をしていないです
全体的に白っぽく似たような色だし、
黒い輪郭線は単色では焼きつかないため
線に盛り絵具(色)絶対にかぶせて塗らなきゃいけないので
よくみないと、何がどれかわかりません

塗ってる時は、だいたいこんな感じで出るだろうなと、配色を頭の中で決めて
あとは、窯出しの時に配色のバランスが良ければ、ほっとする感じです

×××

ちなみに写真はカップ&ソーサー(C/S)のソーサー部分です
おなじみ(?)の『セカイメイサクゲキジョウ』シリーズ
(手描きなので、毎回絵が違うと思いますが・・・)

この他に、今回作ったこの作品は、
アラビアンナイト・くるみ割り人形・白雪姫・長靴をはいた猫
雪の女王・親指姫・人魚姫・ラプンツェル

の計16客あります(その時の気分で毎回描く話は変わります)

これが、たぶん蓼科の展示と、益子のもえぎ半分ずつ行くはずです笑



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