2012/01/21

負けたくない病

初の女性棋士が初段に昇進したというニュースが、先日流れていた

『初』という言葉に、
いやいや、プロの女流棋士は沢山いただろうと思うが
女流棋士と奨励会の女流棋士はちょっと違うらしい…なんだかややこしいな

この間、たまたま聞いていたラジオに出ていた高橋和さんも、女流棋士のお一人である

和さんは、子供たちに将棋を教えているという
負けて、将棋盤をひっくり返す子とかいませんか?っという質問に
悔しがる子は多いが、それはさすがにいないと笑って答えられていた

それを聞いて、よほど自分は負けず嫌いなんだろうと悟る


負けたゲームはなんでもぐちゃぐちゃにして、怒って泣き叫んだ
将棋は、盤をひっくり返し、駒を四方に投げつけて、顔を真っ赤にして泣き叫び地団太を踏んだ
カードゲームも、スゴロクも、途中でも負けを悟るやいなや
ボードの上をぐちゃぐちゃにして、泣きながら蹴りあげて、ゲームを部屋じゅうに飛ばして絶叫である
怪獣もいいところだ
ちなみ未就学児とかではなく、小学生の時とかである

なんであれ負けると、悔しいとか嫌だとかそうゆうレベルじゃなくて
マグマの様なものが体中を駈け廻り、癇癪がせりあがってきて、どうにもとめれないのだ

ところが、困ったことに今でもこの負けず嫌いが直らない
しかし、理性というものが備わって、最近は感情のままに大噴火はさせないが、
心の中は業火によって煮えたぎっていることが多い

賭け事だけには手を出すまいと心に誓う


ちなみに、谷川浩司九段は幼き頃、負けた悔しさに将棋の駒を噛んだそうだ
負けず嫌いは、勝負師にもまた必要なのかもしれない


ちなみに、和さんの旦那さんの作家の大崎さんの『聖の青春』はとても良かった
滂沱の涙なしには読めないので、それを覚悟で読んでください


将棋の駒で有名な天童市の桜まつりの時期に催されている『人間将棋』
山形にいる間に、一回は行ってみたかったな~
去年は、震災のため中止となった様ですが、今年はあるみたいです

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